PBのドライバー、どれを選べばいいの?グリップの違いをご紹介!
2026/08/01
こんにちは!工具屋てっちゃんです。
お店で接客をしていると、よく聞かれる質問があります。
「ドライバーって、どれを選べばいいんですか?」
ドライバーのメーカーさんて色々ありますし、グリップの形状もそれぞれ特徴があります。
PB SWISSTOOLSにもいろいろなドライバーがありますし、グリップの形もそれぞれ違います。

初めてPBを手にする方なら迷ってしまいますよね。
実は、このグリップの違いには、それぞれちゃんと理由があります。
今日はPBの代表的な3種類のグリップの特徴をご紹介したいと思います。
■ ポイント1 繊細な作業なら「クラシックグリップ」
まずはこちら。
PBの細身のクラシックグリップです。
その名の通り、昔からあるスタンダードな形状で、昔のドライバーはこんな細身のグリップが多かったですよね。
正直に言うと、細いグリップなので強いトルクを掛けるのは得意ではありません。
でも、その代わりに指先で回しやすいんです。

例えば、
調整ネジを少しずつ回したい時や、
ネジの感触を指先で感じながら締めたい時。
そんな繊細な作業では、この細さが大きなメリットになります。
また、このクラシックグリップには樹脂タイプだけでなくスイスグリップ仕様もあります。

同じ細身でも、スイスグリップは柔らかい樹脂が手にフィットするので、通常の樹脂タイプよりもしっかり力を掛けやすいのも特徴です。
また、こちらは日本限定モデルで本国のサイトやカタログには掲載されていないモデルです。
■ ポイント2 長年愛され続ける「マルチクラフト」
PBと聞いて、一番最初に思い浮かぶのがこのマルチクラフトグリップではないでしょうか。

クラシックグリップでは力が掛けにくいという声から生まれたグリップで、
長年PBの人気モデルとして愛されてきました。
しっかり握れて、しっかり回せる。
まさにバランスの良い万能タイプです。
そして、このマルチクラフトには樹脂タイプとスイスグリップタイプがありましたが、
スイスグリップ仕様は、今回ご紹介するEVOグリップの登場により廃盤となります。
一方、樹脂タイプはアイテム数こそ減りますが、今後も継続販売されます。
この樹脂タイプは、油汚れが付きにくく、汚れてもサッと拭き取りやすいので、
自動車整備や機械整備など、油を扱う現場のお客様に今でも人気があります。
■ ポイント3 これからのスタンダード「EVOグリップ」
そして昨年登場したのが、PBの新しいスタンダードとなるEVOグリップです。

このEVOは、マルチクラフトのスイスグリップに代わる新しいグリップとして開発されました。
一番の特徴は、その形状。
真ん丸ではなく、少し三角形に近いデザインになっています。

この絶妙な形状が手に自然とフィットし、
しっかり握れて、より大きなトルクを掛けられるようになっています。
さらにPBらしいポイントがもう一つ。
EVOグリップにはオーシャンプラスチックが採用されています。
性能だけではなく、環境への配慮もしっかり考えられているところは、PBらしい取り組みですよね。
今後は、このEVOグリップがPBのスタンダードになっていきます。
■ 最後に
ドライバーを選ぶ時、多くの方は先端の精度やサイズに注目します。
もちろん、それもとても大切です。
でも、実際に毎日使う工具だからこそ、
「どんな作業で使うのか」
に合わせてグリップを選ぶことも同じくらい重要なんです。

- 繊細な作業ならクラシックグリップ
- バランスの良さならマルチクラフト
- より力を掛けたいならEVOグリップ
どれが一番良いというわけではなく、それぞれに得意な作業があります。
だからこそ、PBは一つのグリップに統一せず、用途に合わせたラインナップを用意しているんですね。
「どれを選べばいいんだろう?」と迷ったら、ぜひ店頭で実際に握り比べてみてください。
きっと、自分の手に一番しっくりくる一本が見つかると思います。