ロングノーズの不満を解消する一本|DEEN ダブルエックスプライヤー
2026/02/09
こんにちは、工具屋てっちゃんです。
今回は、DEEN のちょっと変わり種、でもちゃんと理由があるプライヤー。
ダブルエックスプライヤー ストレート
DNPL-330XX のご紹介です。

ロングノーズプライヤーといえば、
「奥まった、狭いところの対象物を掴みたい!」
これですよね。
だから先端は細く、長くなるわけですが……
実はここに ロングノーズならではの弱点 があります。
■ ロングノーズのジレンマ
先端を長くすればするほど、
・奥まで届く
・狭いところに入る
これは間違いなく便利。
でも同時に、

グリップの開きが大きくなる
という問題が出てきます。
奥で何かを掴もうとすると、
「手元のグリップが広がり過ぎて使いずらい…」
「周りにグリップが干渉してしまう…」
こんな経験、ありませんか?
■ そこで登場「ダブルエックス構造」
そこで DEEN が考えたのが、この構造。

関節を、もう一つ増やす。
そう、
DNPL-330XX は ダブルジョイント(ダブルエックス)構造 なんです。
■ 仕組みはシンプル。でも効果は大きい
このダブルエックス構造のおかげで、

・先端の口はしっかり開く
・でも、グリップの開きは小さく抑えられる
という動きになります。
実際に
DEENの通常ロングノーズプライヤーと比べると、

口の開きはほぼ同じ
なのに
グリップの開きは明らかに小さい
この差、かなり大きいです。
■ 奥まった場所で「干渉しない」
この構造の何が一番いいかというと、

奥まった場所で、グリップが邪魔にならない
という点。
・配線の奥
・ホース周り
・手前に障害物がある状態
こういう場面で、
「掴みたいのに、手元が当たる」
というストレスを減らしてくれます。
■ 正直な話:掴む力は?
ここは正直に書きます。
ダブルジョイントになることで、
理論上、掴む力は少し弱くなります。
これは構造上、避けられません。
でも――
・ホースバンドを摘まむ
・配線作業
・一般的な整備作業
このあたりで 力不足を感じることは、ほぼありません。
正直、
言われなければ気づかないレベル だと思います。
むしろ、
「力が弱い」より
「グリップが当たって使えない。。。」
このストレスの方が、よっぽど問題ですよね。
■ まとめ
DEEN ダブルエックスプライヤー DNPL-330XX は、
・ロングノーズなのに
・グリップの開きが小さい
・奥まった場所で干渉しにくい
・ダブルジョイントという明確な理由がある
“形が変わっているのには、ちゃんと意味がある” プライヤーです。
万能ではありません。
でも、
「普通のロングノーズで困ったことがある人」
には、確実に刺さる一本。
気になる方は、ぜひ店頭で
口の開きとグリップの開き を実際に比べてみてください。
「あ、なるほどね」
って、たぶん一瞬で分かりますよ。