薄さたった2mm!ストレート&ベントの極薄ホールドプライヤーが便利
2025/11/28
こんにちは、工具屋てっちゃんです。
昨日に引き続き、TSUNODA(ツノダ)のホールドプライヤーのご紹介!
前回はスタンダードなホールドプライヤーでしたが、今回はその“兄弟分”ともいえる極薄タイプ。
これがまた、めちゃくちゃ良かったのでご紹介せずにはいられません。
今回紹介するのは、
PLC-200GUS(ストレートタイプ)
PLC-200GUB(ベントタイプ)
の2モデル。
どちらも全長200mmで、手にしっかり馴染む扱いやすいサイズです。
■ とにかく“薄い”!この薄さが武器になる
まずは、このシリーズ最大の特徴。
薄さ。とにかく薄い。
前回紹介したホールドプライヤーが厚み8〜9mmだったのに対して、
今回の極薄タイプは…
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先端の一番薄いところ → 約2mm!
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根元でも約3.7mm!(ノギス実測)
数字だけ見ると軽く流しがちですが、実物を見ると「うわ、薄っ!」ってなるレベルです。
狭いところに入っていくし、奥までスッと届くし、他の工具やワークの干渉を避けながら使える。
「あと1〜2mm入れば楽なのに…」という、現場でよくある“あのストレス”を見事に解消してくれます。
■ ストレートとベント、2種類の先端形状が嬉しい
用途に合わせて選べるのが今回の魅力。
● PLC-200GUS(ストレート)
オールラウンダーで、一番使いやすい万能型。
狭い隙間にもスッと入り、細かい配線・薄物の板金などで活躍間違いなし。
● PLC-200GUB(ベント)
これ、ほんと嬉しい。
先端がクイッと曲がっているので、
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斜め上からつかみたい
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ワークを避けて持ちたい
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床や壁際の対象物を掴みたい。
ストレートでは届かない角度に手が入る感覚で、作業が一気に楽になります。
■ ホールドプライヤーとしての基本性能も抜かりなし
極薄とはいえ、ただの“薄いプライヤー”ではありません。
● 口開きは3段階調整

厚いワークでもガッチリつかめます。
● つかみ面はR形状

丸物や角パイプ、ボルトなど、幅広い対象をしっかりホールド。
● 根元での針金切断もOK

配線周りの作業や、その場しのぎのカット作業に重宝します。
“つかむ・回す・切る”が1本で完結。
● 落下防止穴つき

高所作業がある方には安心ポイント。
最近は必須になりつつあるので、この気遣いはありがたいですね。
■ 「前回のも良いけど、こっちも良い!」と言いたくなる一本
前回紹介した標準タイプのホールドプライヤーも間違いなく優秀。
ただ、この極薄タイプは用途がちょっと違います。
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狭所作業が多い
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微妙な角度でつかみたい
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工具同士が干渉して困る
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奥の方をつかみたい
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電装・配線・板金作業が多い
こういう現場の方は確実にこちらが“刺さります”。
「前回のホールドプライヤーもいいけど、極薄タイプもいいでしょ?」
まさにその通り。
どちらかが上位互換というより、**“用途で使い分けると最強”**の2本という感じですね。
■ まとめ
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先端2mm・根元3.7mmの驚異的な薄さ
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ストレートとベントの2タイプ展開
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3段階の口開き調整で太いワークも掴める
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根元で針金切断も可能
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落下防止穴つきで現場も安心
TSUNODAの“気が利くシリーズ”は本当に外さないですね。
現場で「ちょっと困った」をしっかり解決してくれる、頼れるプライヤーです。
気になった方は、ぜひ店頭で薄さを体感してみてください。
あの2mmの先端、触ると絶対クセになりますよ。