たかがプライヤー!されどプライヤー!
こんにちは!工具やてっちゃんです。
プライヤーと言えば、ロングノーズプライヤー・ウォーターポンププライヤーなどのプライヤーですが、種類がいろいろありますが、お店でお客さんから「プライヤーあります?」っていうお客さんのプライヤーはだいたいこちらのコンビネーションプライヤーのことを言われています。
また、お店でよく聞かれるのは「KNIPEXでこのようなプライヤーないですか?」って・・・。
握りものと言えばKNIPEXですから、コンビネーションプライヤーでもKNIPEX製が欲しい気持ちはわかります。でも残念ですが、KNIPEXなどヨーロッパのメーカーさんではこの様なプライヤーはラインアップされていません。
形が近いところではペンチになりますが、この様なコンビネーションプライヤーの代わりになるのは、ウォーターポンププライヤーとなります。ですからKINIPEXではコブラやアリゲーターなどタイプ別にいろいろラインアップされていますよね。
この様なプライヤーはアメリカのメーカーに多く見られます。なのでアメリカのメーカーではウォーターポンププライヤーって、そんなに種類が無いですよね。日本もどちらかというとこちらのタイプが多いですね、
そんなコンビネーションプライヤーもメーカーによってちょっと特徴がありまして、こちらKTCのコンビネーションプライヤーは
溝が横向きに付いています。
この様な形状の溝なら、対象物をつまんで手前に引いたりする時には、しっかり噛み込んで滑りにくいですし、ナットなども回すことを想定して大きな溝が付いています。
でも、つまんで横にひねったり、横向きに引っ張ったりした場合、溝が横向きなので滑りやすくなります。
このコンビネーションプライヤーは万能的な工具なので、つまんで引いたり、ひねったりいろんな使い方をされる可能性がある場合は、こんな形状がオススメです。
掴み面がアヤ目になっているタイプです。DEENとsnap-onです。
クロスで溝が切ってあるので、引いたり横にひねったりしても滑りにくくなっています。
外観や握り心地で選ぶのも大切ですが、つかみ面もちょっと気にしてみてくださいね。
その外観ですが、プライヤーの先端の形状をちょっと見てみてください。
これまたメーカーによって顔つきが違って面白いです、ここではあえてDEENを紹介させて下さい。
真ん中のプライヤーがそのDEENなのですが、スリムなのがお分りいただけますでしょうか?
左のKTCや右のSANP-ONなどそれぞれいいところもありますが、真ん中のDEENは先端の形状がスリムになっているので、特に先端で掴んで作業をする方に使いやすいと評判なんです。
雑に使われる工具の一つではありますが、それでも各社色々とこだわって作られていますので、選ぶ時は是非、使用目的に合わせてお選び下さい。
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