低さ31mm。手しか入らない場所で使える“プチラチェ”DR-154
こんにちは、工具屋てっちゃんです。
今回は、昨年12月に新発売されたエンジニアの「プチラチェ DR-154」のご紹介です。
ビットラチェットって、世の中に本当にいろいろありますよね。
でもこの DR-154、ちょっと立ち位置が違います。

正直な第一印象は、
「クイックスピンナー?」
「スタビードライバーを限界まで短くした感じ?」
ありそうであまり見かけないビットラチェットです。
■ 手のひらサイズ。だから“手しか入らない場所”で使える
このプチラチェ、最大の特徴は とにかく小さいこと。
手のひらにすっぽり収まるサイズ感で、
工具を振るスペースがまったくない場所でも使えます。

たとえば、
・奥まった場所
・周囲が配線だらけ
・「もう指で回すしかない…」というところ
こういう場面、ありますよね。
このDR-154は
“手しか入らない場所で、ちゃんとラチェットとして使える”
というのが最大の価値です。
■ 72ギア搭載。小さいけど、ちゃんとラチェット
サイズが小さいと、
「どうせ簡易的でしょ?」
と思われがちですが、そこはエンジニア。

このプチラチェ、72ギアです。
振り角も5度で狭い場所でもしっかり回せる。
指先でクルクル回す感覚に近いのに、
ちゃんとラチェットのクリック感がある。
■ 全長31mm。この“低さ”がすごい
付属するビットは 全長18mm の超ショートビット。

これを装着した状態で、全長はわずか31mm。
ここ、かなり重要です。
一般的なビットラチェットだと、
「高さがあって入らない」
「天井に当たる」
「あと5mm低ければ…」
という場面、結構あります。

このDR-154は、
高さ制限がシビアな場所でも使える。
“低さは正義”
まさにそんな工具です。
■ 切替レバーが“裏側”にあるのが地味に嬉しい
個人的に「よく考えてるな」と思ったポイントがここ。
ラチェットの正逆切替が、裏側についています。

これ、何がいいかというと、
・作業中に手が当たって切り替わらない
・握り方を気にしなくていい
・意図せず逆転しない
表側に切替があると、
狭い場所では手に当たって切り替わってしまうこと、ありますよね。
このサイズ感の工具だからこそ、
裏側切替は正解だと思います。
■ レンチというより「回すための道具」
DR-154は、
・トルクをかける工具
・ガンガン締める工具
というよりも、
「回すための道具」
そんな位置付けがしっくりきます。
最後の本締めは別の工具。
でも、
・仮締め
・早回し
・狭所での脱着
こういう場面では、これが一番楽。
■ 最後に
エンジニアの プチラチェ DR-154 は、
・手のひらサイズ
・72ギアラチェット
・全長31mmの低さ
・裏側切替で誤操作しにくい
という、
ニッチだけど、刺さる人には刺さる工具です。
派手さはありません。
でも、持っていると
「あ、これがあって助かった」
そう思う場面が、きっと出てきます。
気になる方は、ぜひ店頭で手に取ってみてください。
このサイズ感と低さ、触ると一発で分かりますよ。