スタビレーのラチェットは、ちょっと違うんです。
2025/04/12
こんにちは、工具屋てっちゃんです。
今日は、ドイツの工具ブランド「STAHLWILLE(スタビレー)」の
3/8sq ラチェットハンドル 435QRNを紹介します。
ドイツの2代工具ブランドといえばHAZETとこのスタビレーですよね、ドイツのメーカーは質実剛健のイメージがあるど、僕の個人的なイメージですよ・・・
HAZETは男性っぽいけどスタビレーは女性っぽい感じがします。(すみません、僕の勝手なイメージです)
触ってみると滑らかで優しい感じがして。。。
一番のポイントは、“ネジがない”ということ。
このラチェットハンドルの最大の特徴はネジがない!というところです。
ラチェットって、ヘッド部分にネジが付いてるのが普通ですよね?
でも、この435QRNには、ご覧のようにネジが一切使われていません。
実はこれ、異物混入リスクを嫌う現場にとってはかなり大きなポイント。
たとえば、
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食品加工ライン
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医療機器の製造現場
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航空機の整備現場
こういったクリーンであることが求められる分野では、
万が一ネジが取れたりしても、それが大問題になることもあります。
だからこそ、ネジレス構造というのは、スタビレーが現場の声をしっかり聞いてる証拠なんですよね。
触って分かる、精度の高さ。
使ってみると、まず感じるのは動きのなめらかさ。
この435QRNは80ギア(送り角4.5度)で、この80ギアの滑らかさもさることながら、クリック感も、軽すぎず重すぎず、「カリカリッ」と気持ちよく噛み合う感じが、特に僕はこのギアの音が好きです!
クイックリリース付きで作業効率も◎
ヘッド中央のボタンを押すだけで、ソケットの着脱ができるクイックリリース機構付き。
現場では、「早く交換したい」「でも手が滑る」なんてこと、よくありますよね。
この機能があると、作業の流れが止まらなくて済むんです。
まとめ
工具って、精度も大事だし、使い心地も大事。
でも、「安心して使えるかどうか」も大事なんですよね。
ネジを使ってない=パーツの脱落リスクがない。
これって意外と気にされていないんです。。。
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