ガタがほとんどないZ-EALのホイール用ソケット
こんにちは!工具屋てっちゃんです。
ご存知ですか?Ko-kenのZ-EAL
Ko-kenと言いますと、輸出も多く日本屋内だけでなく、海外でも多く使われています。これはこれで素晴らしいことなのですが、そこには規格がありまして、日本ではJIS、ヨーロッパでDIN規格など、この規格が邪魔をしてクリアランスなどの精度をキツく出来ないこともあるのです。
そこで、日本国内の自動車整備むけに規格を無視して、クリアランスをキツく、精度を高くしたシリーズ、それが次世代のメカニックのスタンダーにと、新しいシリーズとして生まれたのがZ-EALです。
ラチェットハンドルやソケットなど一般汎用品は店頭でも人気の商品ですが、今回、次世代メカニックツールと言うこともあり、Z-EALのホイール専用のソケットが新発売されました。
見てお分かりの通り、ko-kenらしく、傷防止のカバーやソケットの色分けがされています。
21mmは、色分けされていなくてもだいたいわかりますが、意外に17とか19って単品で置いてあると、一瞬分からないことがあると思います。でも、色がついていれば一眼でわかるので便利ですよね。
また、ソケットがホイールに接触して傷が入らないようにカーバーがついているのも嬉しいところです。
また、一般のシリーズのホイール用ソケットは貫通穴が空いていますが、Z-EALは、ソケットの内側にも傷防止の為のブッシュが付いています。
そしてそのカバーは消耗品として部品供給があります。また、ソケットの内側のブッシュも注文は頂いたことありませんが、部品供給はできるそうです。
最後になってしまいましたが、ここがZ-EALの最大の特徴
差し込み角のところです、右が従来品で、左がZ-EAL、ボールの受ける溝の形状が違いますよね。
右の従来品はR形状です、ここにラチェットなどのスクエアーボールが入るのですが、R形状なのでガタ付きが出やすくなります。
しかしZ-EALはここをテーパー形状にしてあります。
そのテーパーの途中にボールが来るようになり、上の図の通り、ソケットを手前に引き戻そうとするのです。
これによってガタ付きを少なくしています。もちろん、クスエアーのクリアランスも小さくしています。これがZ-EALのソケットの最大の特徴です。
そんなこんなのZ-EALのホイール用ソケット、動画でも紹介しましたのでご覧ください。
ファクトリーギア各店とこちらの通販サイトで購入できますので、是非一度使ってみてください。