色々考えてありますスリーピークスのトラスねじバイス
こんにちは!工具屋てっちゃんです。
今日は、新潟のプライヤーメーカーのスリーピークスさんのトラスねじバイスを紹介します。
トラスねじって、なべ小ネジのボタンみたいに低いネジ、そのネジの溝を潰してしまった場合、外側を掴みたいけど、掴みシロがなくて掴めないネジも掴めちゃうバイスプライヤーです。
色々な秘密・・・というかポイントがありまして、まずは、掴み面の形状
先端のUPですが、菱形になっています。また、先端は平面ではなく周りは落としてあって、その先端まで縦溝が切ってあります。だから先端で掴めるんですが、丸モノを掴むのに菱形で3点で保持する様になっているんです。
こちら横の菱形の掴み面で見ますと、こんな感じになるんです。
ドリルを掴むチャックも3つの爪で保持しますよね、丸い物は3点で保持するの方がいいんですね。
また、その掴み面は先端と横に2箇所で計3箇所でネジやボルトの大きさに合わせて使い分けができます。
また、口の開きを調整するネジ部には6角穴が空いていまして、6角レンチで微調整が出来ます、ちょっと緩すぎたとか、締めすぎてロックが解除できなときなどに便利です。
そして、最後に意外と知られていないのここ
上は一般的なバイスプライヤー、下がスリーピークスさんのトラスネジバイスです。
違いわかりますか?
グリップに対して先端の取り付けです。
上はへのじになっています。でも下のスリーピークスは真っ直ぐです。これがどういうことかと言いますと、一番最初に先端でトラスねじを掴む場合、プライヤーは縦使いになります。への字に取り付いていると・・・
こうなります。
この状態で回すと、グリップの柄は大きく円を描きますよね。そうですスペースが必要になるんです。
でもスリーピークスは・・・
真っ直ぐです。
だから、回すときのスペースが必要ありません。
これ意外と知られていないんです。。。
動画でも紹介しましたのでよかったらご覧ください。
そんなスリーピークスのトラスねじプライヤーですがこちらの3種類となっています。
全長130mmと200mmのタイプにロングノーズタイプになります。
ファクトリーギア各店とこちらの通販サイトから購入出来ます。