★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

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SNAP-ONのソフトグリップラチェットに樹脂グリップは付けられる?実は交換できないんです!

      2026/11/02

こんにちは!工具屋てっちゃんです。

今日は、お店でよくお問い合わせをいただく、SNAP-ONのラチェットハンドルのグリップについてご紹介します。

SNAP-ONのグリップ付きラチェットハンドルには、大きく分けて2種類あります。

ソフトグリップタイプと樹脂グリップタイプ!
現在、主流になっているのはソフトグリップタイプですよね。

でも、昔からSNAP-ONを使っている方の中には、樹脂グリップの方が好き!という方も多いんです。

あの硬い樹脂グリップの握り心地や、カラフルな見た目。

やっぱりSNAP-ONといえば、あの樹脂グリップ!という方もいらっしゃいます。

そこで、よくいただくのがこんなお問い合わせです。

「今使っているソフトグリップのラチェットに、樹脂グリップを取り付けられますか?」

実はこの質問、もう何年も前からいただいているんです。

2016年にもブログで紹介したのですが、今でもお問い合わせをいただくので、改めてご紹介しますね。

結論から言いますと、

残念ながら、そのままでは取り付けできません!

見た目はグリップが違うだけのように思えるのですが、実は中の構造が違うんです。

■ ソフトグリップと樹脂グリップでは、柄の長さが違います!

まずはこちらをご覧ください。

ソフトグリップと樹脂グリップ。

どちらも同じSNAP-ONのラチェットハンドルですから、グリップを抜いて付け替えればいいと思いますよね?

でも、実際はそう簡単ではないんです。

以前、お客様がそれぞれのラチェットのグリップを交換される際に、両方のグリップを抜いた状態で写真を撮らせていただいたことがあります。

その写真がこちら!

この写真を見ると分かりますよね。

樹脂グリップタイプとソフトグリップタイプでは、グリップの中に入る柄の長さが違うんです!

写真の上が樹脂グリップタイプ、下がソフトグリップタイプです。

樹脂グリップタイプの方が短く、ソフトグリップタイプの方が長くなっています。

つまり、ソフトグリップのラチェットに樹脂グリップを取り付けようとしても、柄が長すぎて合わないんです。

逆に、樹脂グリップのラチェットにソフトグリップを取り付けても、今度は柄の長さが足りません。

だから、単純にグリップだけを付け替えることはできないんですね。

加工すれば取り付けられる可能性はありますが、グリップの内部を加工する必要があります。

そこまでして交換するのは、なかなか大変ですよね。

見た目はグリップの違いだけでも、実はラチェット本体の柄が違う!

ここが一番知っていただきたいポイントです。

■ グリップの長さが違うので、ラチェット全体の長さも変わります!

そして、もう一つ知っていただきたいことがあります。

それは、

ソフトグリップと樹脂グリップでは、ラチェット全体の長さも違ってくる!

ということです。

ソフトグリップは、樹脂グリップよりも長いタイプが一般的です。

そのため、同じようなヘッドのラチェットでも、ソフトグリップタイプの方が全長が長くなります。

これも使う方によって好みが分かれるところですよね。

長い方が力を掛けやすいと感じる方もいらっしゃいますし、短い方が取り回しがよくて好きという方もいらっしゃいます。

そして、握り心地も違います。

ソフトグリップの柔らかい握り心地が好きな方もいれば、樹脂グリップの硬い感触が好きな方もいらっしゃいます。

工具って、性能やスペックだけではなく、こういう使い慣れた感覚も大切ですよね。

昔から樹脂グリップを使っている方が、今でも樹脂グリップを好まれる気持ちもよく分かります。

だからこそ、ソフトグリップを樹脂グリップに交換したいというお問い合わせが多いんでしょうね。

でも、残念ながらグリップだけの交換では対応できないんです。

■ メタルハンドルのラチェットにも樹脂グリップは付きません!

そして、もう一つよく聞かれるのが、

「グリップの付いていない普通のラチェットに、樹脂グリップを付けられますか?」

という質問です。

こちらも残念ながら、そのままでは取り付けできません。

というのも、グリップ付きラチェットの柄には、グリップが回らないようにするための形状が設けられているんです。

写真を見ると分かると思いますが、グリップ付きラチェットの柄には回り止めのツバがあります。

一方、グリップのないメタルハンドルのラチェットは、そもそも柄の形状が違います。

ですから、こちらも単純に樹脂グリップを差し込めば取り付けられる、というものではありません。

旋盤などを使ってグリップの内部を加工する方法も考えられますが、簡単にできる作業ではありませんし、おすすめできる方法でもありません。

つまり、基本的には、

ソフトグリップタイプにはソフトグリップ!

樹脂グリップタイプには樹脂グリップ!

それぞれ専用のグリップを使用する必要があるんです。

ちなみに、同じタイプのグリップであれば、色を変えて楽しむという選択肢もあります。

でも、最近入荷も不定期なので、ある時とない時があります。

 

■ 最後に

工具って、性能や使いやすさはもちろんですが、握った時の感触や見た目も大切ですよね。

特にSNAP-ONの樹脂グリップは、あの独特の握り心地やカラーリングに魅力を感じる方も多いと思います。

また、樹脂グリップ仕様の設定がないラチェットに、樹脂グリップを取り付けたい!という気持ちもよく分かります。

でも残念ながら、今回ご紹介したように、グリップを交換するだけでは取り付けられないんです。

せっかく気に入ったラチェットだからこそ、自分好みにしたいですよね。

そんな方にはちょっと残念なお話ですが、グリップの交換を考えている方の参考になれば嬉しいです。

ということで、今日はSNAP-ONのラチェットハンドルのグリップについてのお話でした!

 

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