あえて6角を選ぶ!nepros・KTC・TONEの6角メガネレンチを紹介!
2026/10/06
こんにちは!工具屋てっちゃんです。
今回は、ちょっとマニアックかもしれませんが、
6角のメガネレンチ
をご紹介します!
メガネレンチというと、一般的には12角を思い浮かべる方が多いと思います。
実際、工具箱に入っているメガネレンチを見ても、12角を使っている方が多いのではないでしょうか?
でも、
「6角のメガネレンチで回したい!」
という方もいらっしゃいます。
考えてみれば、ソケットでは6角を選んで使っている方も多いですよね。
それならメガネレンチにも6角があっていい!
もちろん、ちゃんとあります。
今回はその中から、
nepros
KTC
TONE
この3ブランドの6角メガネレンチを紹介します!
■ ポイント1 そもそも、なぜ6角のメガネレンチ?
12角のメガネレンチの大きなメリットは、ボルトやナットに掛けやすいこと。
30°ごとに掛けられるので、ハンドルを大きく振れない場所でも掛け直しやすいですよね。
一方、6角はボルト・ナットと同じ六角形。
ボルト・ナットにしっかり掛けて回したい!
という方が、あえて6角を選ぶわけです。
ただし、単純な6角では60°ごとにしか掛けられないので、狭い場所では使いにくくなってしまいます。
そこで面白いのが、
各メーカーが6角のメリットを生かしながら、使いやすくするための工夫をしていること!
今回紹介するneprosとKTCにも、その工夫が入っています。
「6角だから掛け替えにくい」
で終わらせないところが、工具メーカーらしくて面白いんですよね。
■ ポイント2 nepros・KTC・TONE、3ブランドの6角メガネ!
まずは、
nepros ストレートスタンダードヘックスめがねレンチ NM1-Hシリーズ
名前の通り、ストレート形状の6角メガネレンチです。
サイズは、
NM1-0810H 8×10mm
NM1-1012H 10×12mm
NM1-1214H 12×14mm
NM1-1315H 13×15mm
NM1-1417H 14×17mm
NM1-1618H 16×18mm
NM1-1719H 17×19mm
NM1-2224H 22×24mm
と、8種類あります。
今回紹介する3ブランドの中でも、かなりサイズが充実していますね。
そしてneprosは、口径部に15°の角度を設けています。

レンチを裏返して使うことで30°の範囲で作業できるようにしているんです。
さらにnepros独自のパワーフィット形状を採用し、ボルト・ナットのエッジを傷めにくくすることも考えられています。
そして、やっぱりneprosですから、
この美しい仕上げも魅力ですよね!

機能だけではなく、工具として所有する満足感もある6角メガネです。
続いて、
KTC ヘックスめがねレンチ M27-Hシリーズ

こちらは形からしてneprosとは全然違います。
ラインナップは、
M27-8H 8mm
M27-10H 10mm
M27-12H 12mm
M27-14H 14mm
の4種類。
面白いのは、両端が同じサイズになっていること。
でも、
「同じサイズが両方に付いていて意味あるの?」
と思いますよね。
実は、ここにちゃんと意味があります!
左右の6角を対称に15°ずらしているんです。

そのため、レンチを持ち替えて反対側を使うことで、6角でありながら12角メガネレンチと同じ30°の振り角度で回すことができます。
さらに六角口径部は面取りをなくし、ボルト・ナットとの接触面積を大きくする設計になっています。

柄には45°×10°の立ち上がり角度を設け、力を掛けやすく握りやすい形状になっています。

これ、6角メガネの弱点を形状でカバーしているところが面白いですよね!
そして3つ目は、
TONE 超ロングめがねレンチ(ストレート・6角タイプ)M05Vシリーズ

こちらは見た瞬間に分かります。
長い!
ラインナップは、
M05V-0810 8×10mm
M05V-1012 10×12mm
M05V-1214 12×14mm
の3種類。
例えば8×10mmのM05V-0810でも全長235mm。
10×12mmは295mm、12×14mmになると全長330mmあります。
この長さを生かして、しっかり力を掛けられるのが特徴です。
さらにストレート形状なので、通常のオフセットしたメガネレンチでは入りにくい、高さ制限のある狭い場所や奥まった場所で使えるように考えられています。
6角でしっかり掛けたい。
そして長いハンドルで力を掛けたい。
そんな作業なら、このTONEという選択肢がありますね!
■ ポイント3 同じ6角メガネでも、こんなに違う!
こうして3ブランドを並べてみると面白いですよね。
全部、
「6角のメガネレンチ」
なんですが、それぞれ特徴が違います。
neprosは、ストレート形状で8×10mmから22×24mmまで幅広いサイズがあり、裏表を使って30°の範囲で作業できる。
KTCは、同じサイズを両端に持たせながら六角の位置を15°ずらすことで、6角でも30°の振り角度で作業できる。
そしてTONEは、ストレート+超ロング。
長さを生かして力を掛けたい時や、奥まった場所へアクセスしたい時に使える。
「6角が欲しい!」
というだけではなく、
どんな場所で、どんな使い方をするのか?
によって選べるんですね。
■ 最後に
メガネレンチといえば12角が一般的なので、
「6角のメガネレンチってあるんですか?」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、各メーカーでちゃんとあります!
今回紹介した3ブランドだけでも、
nepros
KTC
TONE

それぞれ形も考え方も違います。
普段から絶対に必要な工具ではないかもしれません。
でも、
「12角じゃなくて、6角でしっかり回したいんだよなぁ」
という時に、こういう工具があることを知っているだけでも選択肢が広がります。
工具って、こういうところが面白いんですよね。
一見すると同じようなメガネレンチでも、よく見るとメーカーごとに工夫があって、使う場所によって選択肢が変わる。
「メガネレンチ=12角」だけではありません!
6角メガネが気になっていた方は、ぜひ今回紹介したnepros・KTC・TONEもチェックしてみてくださいね!