0リセット不要!? Betaが本気で作った“ちょっと異端”な新型トルクレンチ
2026/01/06
こんにちは、工具屋てっちゃんです。
今回は、Beta Tools から登場した新型トルクレンチ のご紹介です。
Beta自体ちょっと珍しいですが、更に珍しいトルクレンチですが、
これ、なかなか面白いです。

まず一番驚いたポイント
「使い終わっても0リセットしなくていい」
プリセット型トルクレンチを使っている方なら、これはもう“当たり前の作業”ですよね。
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使い終わったら、スプリングの張力を抜くため、トルクの設定値を0(最小値)まで戻す
これをしないと、
「精度が狂う」「スプリングがヘタる」と言われてきました。
ところが今回の Betaの新型トルクレンチ。
メーカーの説明では、
高性能素材の採用、スプリングおよび調整システム構成部品への熱処理の改善により、使用後に張力を緩める必要がない
とのこと。
……え?
0に戻さなくていいの?
スプリング式で、これは正直、かなり衝撃です。
とは言っても
僕はたぶん 気持ち的に戻します(笑)
でも、
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戻し忘れても致命的にならない
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現場での扱いがラク
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精度維持に対する安心感がある
このメリットは、かなり大きいと思います。
イタリア製。これ、意外と珍しい
トルクレンチというと、
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ドイツ
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日本
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アメリカ
このあたりを思い浮かべる方が多いと思います。
でもこのトルクレンチ、
イタリア製。
これ、ちょっと珍しいですよね。
Betaはイタリアを代表する工具メーカーですが、
「イタリア製トルクレンチ」と聞くと、それだけで少し気になります。
しかも、
単なる“雰囲気系”ではなく、
しっかり精度で勝負してきている のがポイントです。
目盛りと精度も本気
トルク設定の目盛りは、

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Nmの1/10単位まで設定可能
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精度は ±3%
かなり高精度です。
一般的な作業でしたら十分すぎる性能。
ヘッドを見ただけで「Beta」と分かる
ラチェット部のデザイン、これがまた Betaらしい。

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Beta独自の切替
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72ギアの丸型ヘッド
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見ただけで分かる存在感
正直、
ロゴを見なくても「これ、Betaだな」と分かるヘッドデザインです。
こういうところ、
さすが長年工具を作ってきたメーカーだなと思います。
グリップは“力を掛ける位置”が分かりやすい
グリップもよく考えられています。

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人間工学に基づいた形状
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握ったときに手が自然に収まる
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力を掛ける基準点が分かりやすい
トルクレンチって、「どこを持って、どこに力を掛けるか」これ、実はかなり大事です。

このBetaのトルクレンチは、余計な意識をしなくても、自然に正しい位置で力が掛かる。
これ、グリップを握ると自然と中指が基準点に行きます。
今回在庫したのはこの2本
今回、試しに在庫したのはこの2レンジ。

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10~50Nm
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40~200Nm
この2本があれば、ドレンやプラグかたホイールなどの足回りまでとかなりの作業をカバーできます。
「まず1本」
「次のトルクレンチ」
どちらにも選びやすいレンジですね。