この世の唯一の絶対、その時に自分は・・・。
2019/07/07
こんにちは、工具屋てっちゃんです。
つい軽々しく「絶対」って口にしますが、「絶対」「100%」って考えてみると一つを除いてないんですよね。。。
例えば、宝くじだって、買えさえすれば当たる確率はあります、外れる確率100%ではないのです、当たる確率は限りなく引くですが、でも100%外れるとは言い切れません。他にも無理なことはあるけど、出来ない、やれない確率は100%ではありません。。。
でも、この世で唯一の絶対は「死」です。この世に生を受けているものは100%死が訪れます。
僕も50歳を越えると人の死に関わる事が多くなりました、さっきまで元気だった人がその日の夕方には帰らぬ人になっている経験もしました。そうなると自分もいつ死ぬのか?わかりません。その時どんな思いでその死を迎えるのか?と思った時に、「ありがとう」っていう思いでその時を迎えられたないいな、って思います。
以前、祖母が母に「ごめんね、意地悪してごめんなさいね」って言ってなくなりました。本人ではないのでわかりませんが、懺悔の気持ち、後悔、後ろめたい気持ちを持って死ぬのは嫌だなって祖母の死に際を見てそう思ったのです。
だから、悪いことをしたらちゃんと謝りたいし、人に後ろめたい気持ちを持っているのは嫌だし、バカだとか損だとか言われてもウソやごまかしたくない、まあ、小心者なんです。
そして、小さなことでも妥協はしたくない、人生は決断の連続ですから、その時に妥協した決断はしたくないし、やらずに後悔するよりもやって失敗しての後悔を選ぶようにして僕は生きてきました。いつ死が来るかわかりませんから、後に残される者たちにも胸を張って背中を見せられるようにしっかりと生きようって思っています。
で、思うんです。。。
そんな人間とお店や企業は違います!
お店や企業は存続し続けることが出来るしそれが目的です。
人は必ず死ぬけど、お店や企業は生き続けられます、だから、経営者は存続し続ける事を考えなければいけないと思います。
だって、そのお店や企業を必要としている人、お客さんはもちろん従業員や仕入れ先など色々な人達が必要としているのですから・・・。
そして、生きつずけられるのですから!
人の死は寂しいですが、その意思や想いは生きつ続ける事が出来るのです。お店や企業と一緒に。。。
特に最近そう思うのは、昔から通う美味しい飲食店が大将の高齢化や病気や死などで締めるお店が多く寂しい思いをしているのです。
飲食店に限らず、経営者は自分の次の代の為に企業の存続をしっかりと考えて欲しいなって思います。経営者の経営手腕が悪くて、存続できなくなるのはしょうがないとしても、高齢化や後継の問題で必要とされている店舗などがなくなるは残念でなりません。
地域に愛されたお店や企業が長くいつまでも存続し愛され続けて欲しいな。
最近、本当にそう思います。
宝くじが当たったら、今までそうしてシャッターを下ろしたお店を全部買い取ってその味、そのサービスを復活させたい!そんな風に思う今日この頃です。。。
宝くじ買わなくっちゃ!