ピストル型のプライヤーってどうですか?
生活文化の違いから、物を握る時の握り方って国によっても違います。
例えば、箸を上手に使う日本人に対して、箸が上手に使えない外国人の方をよくみますよね。でもそんな外国人の方も自国の生活文化でナイフ、フォークを上手に使って料理を食べられます。
そんなところから分かるように日本人と欧米などの外国人とは文化の違いから、道具も握り方や使い方、考え方も違って、面白い工具もあれば、別にそれでなくても・・・みたいな工具もあって、それはそれで面白いです。
例えばこれ
ラジオペンチのグリップがピストルの様に曲がっています。
普通はストレートですよね、でもこの様な形状のプライヤーを欧米のメーカーではよくみます。これの形状にはちゃんと理由があるんです。
例えば普通の形状のプライヤーを持つ時
腕を伸ばして使おうとする、こんな感じの持ち方になって手首を前に曲げてグリップを握ります。手元で使う場合はまた違う握り方をすると思いますが、腕をなばして使う時です。この状態だと、手首を曲げて使っているので、手首にちょっと負担がかかります。
ピストル型の場合
手首を曲げずに使用することができます。
その為、手首への負担もなく力もかけやすい、と言うことなんです。
言われてみればそうだな〜と思うんですが、日本ではこの形状のプライヤーがなかなか受け入れられずに、僕も最初は面白いな〜と思ってい在庫したことがあったのですが、最近は置いていません、価格的なこともあったかもしれませんが、どうなんでしょうね?ピストル型のプライヤー。
文化の違いからこの形状が受け入れられないのか?安かったらいいのか?
でも、プライヤーで有名なKNIPEXではこのピストル型のプライヤーのラインナップってないんですよね。どうなんでしょう?も少し状況を俯瞰してみてみようと思います。