ワイヤーカッタとーニッパーとペンチがこれ一本!
我が家には今年の春大学受験の息子がいるのですが、その息子の数学の試験の問題とその回答を見てびっくりしました、だって何が書いてあるのか?チンプンカンプン・・・。ちょっと前に見た映画のギフテッドの数式のような問題に、びっくり、自分の子供なのか?首を傾げてしまいました。
こんにちは、工具屋てっちゃんです。
僕も数学は好きなんですが、ちょっと次元が違いすぎました、僕はやっぱり工具で行こうと思います。
そんな僕が今日紹介する工具は、電気関連のお仕事の方に是非紹介したいと思ってメーカーさんからサンプルを頂いて動画を撮った商品です。
これ、新潟のプライヤー専門メーカーの「スリーピークス」さんの電工FペンチDF−220という商品です。
電気関係のお仕事をされる方は、移動も多いでしょうし、腰袋に工具を入れたりしますよね、その場合、工具は最小限にしたい。。。と思うのです。
このDF-220はなんと、ケーブルカッターとニッパーとペンチがこれ一本にまとまった工具なんです。
ケーブルカッターの部分がすごいんです!
ニッパーやペンチのカッター部で配線やケーブルを切ると潰して切るのと、一度で切れずに何度かに分けて切るため、切断面が汚くなるんです。。。
でも、このDF−220のカッター部はケーブルカッターのようになっています。
配線やケーブルを包み込むよう切るので、切断面も綺麗にスパッと切れます。
2.6mmの3芯のケーブルだってスパッと!4芯の場合は2.0mmでしたらスパッと切れます!
ちなみにこの下に全長195mmもあるんですが、それだと2.0mmの3芯まで切れます。
ニッパーのように針金も切断できるんです!
ケーブルカッターは銅線の切断が主なので、針金などの硬いものは切れません、でもこのDF-220は針金が切れちゃうんです。
根元のところに丸い穴みたに空いてますよね。
歯の部分にも書いてありますが、2mmの針金でしたら、ここでニッパーのように切断できます。でも注意してくださいね、針金です、ピアノ線のような硬線は切断できません。。。
ペンチ部もすごい!
ペンチは刃物であると言ったスリーピークスさん、そのこだわりがこの合わせ面にも出ているのでしょうか?
掴み面に隙間がありません!
ペンチといえばどちらかというと荒く使われる感じがして、掴み面も隙間があるのが普通と思っていましたが、このDF-220は隙間がありません、というのも薄板などもつかむことを意識しているからなんです。
この感じが日本人のこだわりみたいで僕は好きです。
グリップの形状がありがたい
この辺りの気遣いも嬉しいです。
グリップで握るところが少しくぼんでいますよね!
これはなんでかというと、ペンチを開いた時にグリップが大きく開かないようにするためなんです。
この部分ね。
ケーブルを切る時はどうしても開きが大きくなるので、そんな時に手が小さい日本人が握って力を入れやすように、グリップをくぼませて開きが小さくなるようにしています。
それと、グリップエンドに穴が空いていますが、これは高いところで作業をされる方が、落下防止のワイヤーなどを通す穴です。
そんなことをまとめて紹介した動画もとりましたのでよかったらご覧ください。
VVFケーブルもスパッとカットしています。。。
電気に関わるお仕事の方にちょっとオススメしたいので紹介しました。
道具は、それぞれの専門工具を使う方もお多いと思いますし、それが本来の使い方ですが、たくさんの工具を1本にまとめて軽量化したい方にぜひオススメのスリーピークさんの電工Fペンチ「DF-220」の紹介でした!