ドライバーを選ぶ時に気を付けたいポイントその2
2018/06/15
こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。
お店でもよく聞かれる質問のひとつ
「ドライバーってどれがいいんですか?」
それに付いて昨日から紹介しています。昨日はグリップについて紹介しました。
ドライバーを選ぶ時に気を付けたいポイント
プラスドライバーには番手があります
ドライバーといっても色々なドライバーがあります。
プラス・マイナス・HEX・トルクスなどなど色々ありますが、一番よく使うプラスドライバー。今日は、そのプラスドライバーの先端について紹介しますね。
その前に、プラスドライバーはネジに合わせて1番2番などの番手があります。ご存知ですよね!
精密ドライバーから入れると00番、0番、1番、2番、3番、4番と意外と種類があるんです。もちろん数字が大きい方がドライバーのサイズも大きくなります。
この中でも世間一般で一番よく使うのは2番、だからその前後の1番と3番を合わせて買うお客さんが多いです。
上のネジに合わせて、左から1番2番3番のドライバーです
これは基本的なのことなので、違うサイズのドライバーを使うのが論外です。
それを前提として続けます。
同じに見えるプラスドライバーも先端がそれぞれ微妙に違います
ここにあるのは全て2番のドライバーです。
どれも同じ様に見える2番のドライバーでもビスによってしっくり来るのとちょっとガタつくのとがあるんです。
同じビスで同じ2番のドライバーですが、左はピッタリあっていますが、右はちょっと隙間があるのが分かりますでしょうか?
ドライバーの先端が尖り過ぎていて、先端がねじの溝にあたってちょっと浮いてしまったり、そんな場合もあります。
一見どれも同じ様に見える2番のドライバーでも、ねじによって、メーカーによって、こんな差もあるんです。
本当にしっかり回したい時は、回すネジにドライバーを合わせて、しっくり来るモノを選ぶのも大事です。
いくらいいドライバーでもねじが粗悪品という場合もありますからね。
磁化してあるドライバーとそうでないドライバーがあります
それと、日本のメーカーのドライバーは先端が磁化してあります。
ネジが落ちないように磁力でくっつけるためです。
ドライバーにネジがくっ付くいてくれると、奥まった所や下向きにネジを締める時に便利ですよね。だから日本の殆どのメーカーのドライバーは先端が磁化しています。
しかし、海外のメーカーは殆どが磁化していません。
精度よく作った先端が磁化していると、鉄粉を寄せてしまい先端を痛めたり、ねじにフィットしない原因となる為です。
でも、磁力が無くてもビスをくっ付けるだけの精度や機能があるのです。
磁力がなくてもピッタリくっ付きます
まとめ
まず、ネジにあった先端のドライバーを選びましょう
1番、2番などの番手はもちろんのこと、回すネジの溝にしっくり合うドライバーを見つけましょう。
フッティングが出来るお店と出来ないお店がありますので、お店の方に一声掛けたからフィッティングをして下さいね。
マグネット式、マグネットなしも好みに合わせてお選び下さい。
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