2020.11.26
小さくても金属線が綺麗に切れるニッパー!POSTED BY ジャンプマン
こんにちは!なんば店から「ジャンプマン」こと中村がお送りします!
今回は、先端が小さいニッパーについてご紹介します!
目次
①切断能力に注意!
②特別なサイズ感がジャストフィット!
③変換アダプターの注意点
切断能力に注意!
商品を紹介する前に、ニッパーを購入する際に気を付けてほしいことがあります。
それはお店でお客様が金属線を切るために選んだニッパーが「プラスチック用ニッパー」だったというケースがあることです。
例えばそのニッパーで金属線を切断すると刃を傷める可能性が高いですが、ではなぜプラスチック用ニッパーを選んでいたのか伺ってみると、「先端がコンパクトで狭い場所でも使いやすそう」「切断面が綺麗でバリが残らないから」という声をいただきました。
確かに上記の使い方ができれば便利ですが、刃を傷めてしまっては元も子もありません。
まずはニッパーの本体、また商品パッケージに記載されている切断能力をしっかりチェックしておきましょう。
プラスチック用であればプラスチックで何ミリ厚まで切れるか、また金属用であれば軟線、中硬線、硬線に分けて切断能力が記載されています(金属用ニッパーは銅線、鉄線、ピアノ線の切断能力で記載される場合もあります)
特別なサイズ感がジャストフィット!
切断能力を把握したうえで、「先端がコンパクト」「フラットに切断できる」金属用ニッパーをご紹介したいと思います!
KNIPEX スーパーニッパー 7803-125
ファクトリーギア販売価格¥3,200(税抜き)
※予告なく変更される場合があります。
通販ページはこちら
切断能力は軟線で0.2~1.6、中硬線で1.0Φmmとなっています。
先端もジョイント部分幅が13.5mm、刃部分の長さは9.0mmと小さく狭い場所での作業に適しています。
これはもともと精密機器などの細かい部品を丁寧にカッティングすることを目的にデザインされているのですが他の業種でもこの能力は発揮されると思います。
スリムな本体にオープンスプリングが内蔵されているので連続切断作業も行いやすいと同時に刃の開きすぎを防止するストッパーも付属し本体自体を保護してくれています。
また切断面は「フラットカット」ととなります。これによってバリが残りにくく綺麗に切断できます。
このスーパーニッパーは派生モデルが多数あります。
その中でも、
KNIPEX スーパーニッパークランプ付 7813-125
ファクトリーギア販売価格¥3,640(税抜き)
※予告なく変更される場合があります。
通販ページはこちら
こちらは基本となるサイズ、切断能力はスーパーニッパー(7803-125)と同じですが、違いは刃部分の追加機能「ワイヤーキャッチ」です!
こちらが付いているスーパーニッパーで金属線を切断すると、切断された金属線がワイヤーキャッチと刃で掴まれていて飛び散らないようになっています。
これも精密機器内に破片が飛んでしまい何らかの悪影響を与えない効果ががありますが他の作業環境でも不要物の処理を簡単にできるので余計な手間が減らせます。
ワイヤーキャッチがあるかないかで価格が変わりますが、大事な部品を繊細に扱うためには備えていて良い機能だと思いますよ!
まとめ
・ニッパーの機能やデザインで選びがちになりますが、「切断能力」を見て金属用かプラスチック用かを確認してください。
・KNIPEXスーパーニッパーは先端のコンパクトさと金属線を切れる能力を兼ね備えています。
・ワイヤーキャッチ付きスーパーニッパーは金属線の切断能力に加えて、切断した破片を飛び散らないように保持できます。
この記事を書いたスタッフ
中村 紘平(なかむら こうへい)所属:通信販売部経歴:2010年ファクトリーギア入社。6月から2年9か月振りになんば店で勤務しています。暇な時間は大体ラジオ聞いています。好きな工具ブランド:DEEN KNIPEX