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ファクトリーギア

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2020.12.17

HAZETのHiPerシリーズはビットラチェットにも注目

POSTED BY ジャンプマン

こんにちは!なんば店から「ジャンプマン」こと中村がお送りします!

マスク越しで失礼します。口元はめっちゃ笑ってます。

今回は、HAZET HiPerシリーズのあのモデルについてご紹介します!

HAZET HiPerシリーズ ビットラチェット 863HPB

販売価格¥12,464(税抜き)


目次
HiPerシリーズはチェック済みですか?
ビットラチェットもあるんです!
③他ブランドの人気モデルとの違いは?

HiPerシリーズはチェック済みですか?


まずこのHiPerシリーズについて改めてご説明します。


こちらはドイツの工具メーカー「HAZET」が今年から日本でも販売を始めた新型ラチェットシリーズです。

※ファクトリーギアTVでも紹介させていただきました。


HiPerシリーズは「90ギア」「高トルクへの耐久性」という特徴があります。

・90ギア


従来のHAZETから販売されていたラチェットハンドル類は72枚が最も多いギア数でした。今回それを大幅に超えるギア数で登場したのです。


90ギアといえば有名どころだとネプロスのラチェットハンドルシリーズですが、対抗するモデルが出てきたわけです!


送り角が4度になることでハンドルの振り幅を狭めて使用できるので入り組んだ個所のネジ回しでも使いやすさが向上しています。


このHiPerシリーズでは1/4sq、3/8sq、1/2sqの各差し込み角でいずれも90ギアとなっています。

・高トルクへの耐久性


ギア数が細かくなるとギア滑りなどパーツの負担が気になるところですが、HiPerシリーズは桁違いの高い耐久性を持っています。


1/4SQで「120Nm」、3/8SQが「400Nm」、そして1/2SQは「1000Nm」という驚異的な数値となっています。
※カタログ値


もちろんメーカーが公称している値にはなりますが、皆さんがこれまでラチェットハンドルを使った作業で不安に感じられたようなネジ締め、ネジ緩めでHiPerシリーズなら心置きなく使えるのではないでしょうか?

ビットラチェットもあるんです!


HiPerシリーズの簡単なおさらいをしましたが、このシリーズで同時に販売されている「ビットラチェット」をここではフィーチャーしていきます!


実はメーカーから紹介されているでもムービーにもしっかり紹介されています。


HiPerシリーズのビットラチェットは基本構造として1/4SQラチェットと同じボディを使っています。

上が1/4SQラチェットハンドル、下がビットラチェット


異なるのは1/4SQドライブになっているか、1/4ビット用の差し込み穴になっているというところですね。


もともと1/4SQラチェットの全長は短いので、このままビットラチェットとして使っても大きな違和感はないと思います。
むしろ変換アダプターいらずで直接ドライバービットを装着できるのでヘッドの厚みを抑えることにも役立ちます。


何より1/4SQラチェットの「耐久性」を生かしてビットが使えることで、固着したプラスねじ、六角穴ネジに対してもしっかり力をかけて締め/緩め作業を実現できるのは魅力ですね!


他ブランドの人気モデルとの違いは?


とても魅力のあるHiPerシリーズのビットラチェットですが、他メーカーのビットラチェットと比べてみたくなりますよね?


今回はファクトリーギアで人気のビットラチェットとの違いを見てみましょう!


今回ご用意してみたのが、

WERA 8001A SBラチェット

ファクトリーギア販売価格¥6,116(税抜き)
※予告なく変更される場合があります。

通販ページはこちら

DEEN マルチパーパスビットラチェット DNR2F-05HSET

ファクトリーギア販売価格¥4,980(税抜き)
※予告なく変更される場合があります。

通販ページはこちら


こちらのファクトリーギアで人気の2モデルを用意しました。


本体の外形を見てみましょう。


ヘッド部分の横幅はWERA・DEENのビットラチェットがコンパクトですね。


一方でヘッドの厚みはパーツの構成上HiPerシリーズが若干薄くなっています。


横幅の狭い作業箇所はWERA・DEENのビットラチェットが使いやすいですが、ネジの頭上のクリアランスが狭い場所ではHiPerシリーズという感じに工具選びの基準にしていただいてはどうでしょうか?


ビットラチェットを使うときに気になるであろうグリップ部分は三者三様の違いが見られます。


HiPerシリーズは樹脂グリップを使っていて、WERA・DEENは金属グリップになっています。グリップの大きさはHiPerシリーズ、WERA、DEENの順に細くなっています。


この部分はユーザーの好みにもよりますが、しっかり握りたい方はHiPerシリーズを、ヘッドを握ってハンドルを振る使い方ならDEENでも気にならないかと思います。
個人的にはWERAのビットラチェットはグリップを握るのも程よい大きさで、ヘッドを持って振るのにも良い重さに感じます。


もちろん各モデルだけの機能や細かいデザインによってユーザーにフィットするものは変わりますが、選択肢の中にHiPerシリーズが加わることで工具選びが楽しくなっていることは間違いなしです!!

まとめ

・HiPerシリーズはHAZETの新型ラチェットで、ラチェットハンドルだけでなくビットラチェットもラインナップされています。。
・ビットラチェットは1/4SQラチェットと同じボディでギア数も同じなので90ギアの細かさと耐久性を味わうことができます。
・他モデルとサイズ感や機能を比較して使いやすいモデルを選んでください。


この記事を書いたスタッフ


 中村 紘平(なかむら こうへい)所属:通信販売部経歴:2010年ファクトリーギア入社。6月から2年9か月振りになんば店で勤務しています。暇な時間は大体ラジオ聞いています。好きな工具ブランド:DEEN KNIPEX

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