KNIPEXのグリップどっちがいいの?
こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。
今日はお店でもよく聞かれる質問にお答えしますね。
プライヤー専門メーカーで人気のドイツのメーカーKNIPEX、専門メーカーなだけに、種類も多く同じモノでも使用目的や用途によってグリップが違ったり表面処理が違ったり色々あります。
種類が多すぎて、それが何の目的で何の為にそうなっているのか?分からないのも当然です。
そんな質問の中でも一番多く受ける質問
「このグリップってどっちがいいんですか?」
見た目が違うのは分かりますが、それが何の為になっているのか?ですよね。
まず、写真左の一般的な感じのグリップですが、お店ではこれが一番よく売れています。
プライヤーを使う時って、どうやってグリップを握りますか?
こんな風に中指と薬指の間に入れて、グリップを開いたり閉じたりとスプリング替わりの様に指を使って握る方には、この一般的なグリップの太さが丁度いいと思います。
もう一つは、コンフォートグリップと言うのですが、あちらですとグリップが太くてこの様に握ると握り難いんですよね。
そのコンフォートグリップですが、こちらは2種類の材質で出来ています。
赤色のところは硬い材質で、青いところは柔らかい材質になっていて、手に当たる部分が痛くならない様にソフトになっているんです。
また、滑り難くもなっているんです。
だから、グリップをギュ〜っと力を入れて握る使い方をする場合は、手が痛くならなくてこっちの方がいいんですよね。
それと、デザインがカッコイイのでそんなデザイン性で選ばれる方もいらっしゃいます。
それもありですからね!
動画もどうぞ
ちょっと久しぶりに「工具ってどれがいいんっすか?」の動画でもネタにして紹介していますのでよかったらご覧下さい。
いかがでしょうか?
ブログと同じ事を言っているのですが、プライヤーのグリップの開きを指でやる場合は一般的なグリップを、力を入れて握りたい場合は、コンフォートタイプの方をといった感じで選ばれるといいと思います。
もちろんデザインで選ぶのもありです!
グリップの違いだけですから・・・
コンフォートグリップは絶縁ではありません
それと、注意して欲しいのはコンフォートタイプはグリップが太いので絶縁と勘違いされる方がいらっしゃいますが、これは絶縁タイプではありませんから・・・。
絶縁タイプは赤と黄色のグリップになります、このコンフォートタイプは、握り心地を追求したグリップです。
これだけは注意して下さいね。
本当は握り心地で選ぶのが一番いいのですが・・・。
デザインで選んでもいいし、使う目的や用途に合わせてお選び下さい。
でも、素手で握って使う事が多い工具ですから、本当は店頭で握って握り心地で選ぶのが一番いいですけどね。
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