★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

工具は、使いやすさや機能を追求した芸術品!そんな大好きな工具のことから 日々の出来事や感じた事を書いてます!!

T型の常識を変える。Ko-kenのデュアルドライブT型ハンドル誕生

      2025/12/03

こんにちは、工具屋てっちゃんです。

今日は 12月1日発売のKo-ken(コーケン)新商品
「デュアルドライブ T型ハンドル」
3716WC(1/4sq)/2716WC(3/8sq) をご紹介します。

T型ハンドルって、
「広い場所ならめちゃくちゃ早い」
「でもT型だからスペースがないと使えない」
という“メリットとデメリットが極端”な工具なんですよね。

でも今回のKo-kenの新作は…
その“弱点”を見事に潰してきました。

「小さいT型ハンドル」

 

■ まず見た目。コンパクトT型レンチ!

これ実は6月に開催されたオートサービスショーでKo-kenさんのブースで参考出品していたんですよね。
そこで見た時

「これ、小さいね!いいね!」とKo-kenさんに言ったのを覚えています。

一般的なT型レンチは長い軸に横長のバー付き。
“ザ・T型”なサイズ感なので、
狭い場所には入らないし、工具箱の中でも意外と邪魔。

ところが今回の3716WC/2716WCは、
T型なのに手のひらサイズ。

このコンパクトさが最大の武器です。

狭い車内でも
設備裏でも
エンジン周りでも

「T型が使えたら一瞬で終わるのに…」
という“あの場面”で使えてしまう。

早回しできるT型なのに、
取り回しがしやすいという理想仕様です。

 

■ Ko-kenの本気。2か所の“デュアルドライブ”が便利すぎる

このT型ハンドルの最大の特徴がこちら。

● ① Tバーの長手 → ウォブルスクエアドライブ

Ko-kenのウォブルは本当に優秀で、

✔ 角度をつけて回せる
✔ 奥まで差し込むと“固定式スクエア”になる(←ここ重要!)

つまり1つの差込で、

  • 角度をつけて早回し

  • ガッチリ固定してトルクをかける

この両方ができるんです。

「ウォブルで角度つけてサクサク」
「固定してズドンと締める」

この切り替えがめちゃくちゃ気持ちいい。

 

● ② T型バーのハンドル分→ 通常のスクエアドライブ

そしてもう1か所、Tの中央部分には
通常のストレートなスクエアドライブを搭載。

ここはまさに
“力をかけたい時専用” のポジション。

✔ トルクをかけて緩める
✔ 固く締まったネジを確実に回す

こういう作業はここでしっかり力を伝えられます。

 

■ 作業シーンに合わせて“角度・力・スピード”を自由に切り替え

Ko-kenがこの工具で実現したのは、

「T型のデメリットを全部潰したT型ハンドル」

ということ。

狭い → コンパクトで入る
早く回したい → T型でスピード
トルクを掛けたい → ハンドルのスクエアで力
角度付けたい → ウォブルで対応
ピンポイントで使いたい → 固定差しでOK

T型の持つ“スピード性”と
スクエアハンドルの“力の入れやすさ”を
全部いいとこどりした感じ。

正直、かなり実戦的な工具です。

 

■ 1/4sq と 3/8sq の2ラインナップが嬉しい!

今回の新作は、

● 1/4sqモデル:3716WC

小型機械、電装、小ねじ、精密整備向き

● 3/8sqモデル:2716WC

バイク整備、車整備、日常メンテにベスト

と使う場面に合わせて選べるのも魅力。

「1/4でサクサク」も良いし、
「3/8でしっかり」も選べる。

両方そろえても損しないタイプの工具ですね。

 

■ まとめ:これは“使うと良さがすぐわかる”新世代T型ハンドル

Ko-ken
デュアルドライブ T型ハンドル
3716WC(1/4sq)/2716WC(3/8sq)

は、

  • 手のひらサイズのコンパクトT型

  • 1ウォブル+固定の2WAY

  • スクエアで力がかけられる

  • 早回しも角度付きも思いのまま

  • 1/4・3/8両ラインナップ

  • Ko-kenらしい精度と作りの良さ

“ただのT型レンチじゃない”
“まったく新しい使い勝手のT型”

という印象の工具です。

T型好きの方はもちろん、
普段ラチェット派の方にもぜひ一度使ってほしい一本。

これは気持ちよく回せますよ。

気になった方はぜひ店頭でチェックしてみてください!

 

 

 

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