★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

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厚物にも強い!TSUNODAのR形状プライヤーが使える理由

      2025/11/27

こんにちは、工具屋てっちゃんです。

今日ご紹介するのは、国産工具メーカー“TSUNODA(ツノダ)”の
ホールドプライヤー PLC-200U / PLC-150U。

ぱっと見は普通のコンビネーションプライヤー。
でも、よく見るとあちこちに「お、違うな…」という工夫が詰まっているんです。

こういう“地味に便利”な道具って、実際に現場で使うと手放せなくなるんですよね。

 

■ まず違いが出るのは「ジョイント部」

一般的なプライヤーの口開きの調整は 2段階 がほとんど。

ただ、皆さん経験あると思うんですが…

  • ちょっとだけ大きくしたいけど、2段目だと開きすぎる

  • 逆に1段目だと足りない

  • 結果、変な角度で握って滑る

こういう“微妙な使いにくさ”がプライヤーにはあるんです。

ところが、今回のTSUNODAのホールドプライヤーは違う。


3段階で口の開きが調整できる!

これによって、対象物に合わせて細かく設定できるから
「開きすぎて握りにくい…」というストレスが激減。

手の大きさや作業姿勢に合わせて調整できるので、
しっかり握れる → 力が無駄なく入る → 作業がラク
この流れが自然に実現できます。

 

■ “つかみ面”がただのストレートじゃない

続いて見てほしいのが、口の つかみ面。

普通のプライヤーは、ほぼストレート形状。
これだと厚みのあるものを掴もうとした時、
工具が「ハの字」に開いてしまってグラつくことがあります。

でもTSUNODAのホールドプライヤーは…

つかみ面がわずかに“R形状”になっているんです。

このRが絶妙で、

  • 厚みがある材料

  • パイプ

  • 角材

  • 平板

どれに対しても “面で当たる” ので、
噛み込みが安定して、しっかり保持できる。

まさに“ホールド”という名前がぴったりの掴み心地。

しかもこのR形状、前述の 3段階調整 との相性が最高で、
「ちょうどいい開き」と「ちょうどいいつかみ角度」を同時に作れるわけです。

これ、現場で使うと本当に違いがわかります。

 

■ 根元には“切る機能”もバッチリ

もちろん、プライヤーと言えば忘れちゃいけないのが 根元のカッター部。

TSUNODAのホールドプライヤーはここも抜かりなく、
針金や細い材質の切断ができます。

プライヤーで“切れる”というのは便利で、
現場で1本で完結したい作業の時には非常に助かるんですよね。

■ 150mmと200mm、どっちを選ぶべき?

ラインナップは

  • PLC-150U(150mm)

  • PLC-200U(200mm)

の2種類。

● 150mmは…

扱いやすくてコンパクト。
腰袋に入れても邪魔にならず、精密めの作業にも向きます。

● 200mmは…

つかむ力・こじる力が強く、万能性重視。
“1本で完結したい派”ならこちらが圧倒的におすすめ。

用途で選ぶのもあり、2本使い分けるのも便利です。

 

■ こういうプライヤー、実はめちゃくちゃ使える

見た目は普通。
だけど細かい部分が全部 “現場の困りごとを潰している”。

  • 3段階の口開き調整

  • 厚物に強いR形状のつかみ面

  • 根元で切れる

  • 掴んで離さないホールド力

  • 日本メーカーの高い精度と安心感

  • 落下防止のワイヤー通しの穴つき

これらの積み重ねが
“ただのプライヤーじゃない一本”
に仕上がってるんですよね。

 

■ まとめ:どうせ持つなら、本当に使いやすいプライヤーを

工具って、毎日のように使うものほど
「ストレスのない作業性」が大切。

TSUNODAのホールドプライヤーは、
そのストレスを確実に一つ一つ取り除いてくれる工具です。

どうせ持つなら、
“ちゃんと掴めて、しっかり調整できて、厚物も安定して保持できる”
そんなTSUNODAのホールドプライヤーを選んでみませんか?

一度使えば、「あ、これは違うわ…」とすぐに実感できますよ。

 

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