美しいFACOMのラチェットJL.171
こんにちは、工具屋てっちゃんです。
最近、工具の紹介をしていない事に気が付きました、というかここ数日ブログも書いていませんでした。
反省してます。。。
という事で今日は工具ネタ。
先日仕入れて改めて見て、なかなかいいな〜と思ったFACOMの新型のラチェットシールドタイプのJL.171
その名前の通り、シールドタイプなので分解出来ません。。。
なのでメンテナンスフリーでもあります。
ゴミなどが入りにくくする為のシールドですが、分解出来ないだけに液体、特に水などが入ると中のギアが錆びたらどうしようもないので、シールドタイプと言っても防水ではないのですから、使用環境にはお気をつけ下さい。
FACOMと言えば写真下のJ.161のこのラチェットですよね、丸形ヘッドでFACOMの顔でもある商品ですが、そのJ.161と並べてみました。
JL.171の方が、ヘッドがちょっとコンパクトですよね。
それとちょっと長い。それはよし悪しですが・・・。
でもギアの枚数は72ギアで一緒です、でも、あと2つ大きな違いがあります。
その一つは、プッシュリリースタイプ!
油を多く使う環境では、ソケットの抜き差しが油で滑って出来ない、そんな時は、このプッシュリリースタイプはボタンを押せば簡単にソケットが外れるのでいいですよね。
それと、一番違う大きな特徴は、切り替えレバーがある事、写真左のJ.161は丸形ですから、切り替えは黒色のプレートを回して切り替えます、この場合、ギアを切り替えてもどっちに回るのか?分からないんですね。
「回せば分かるからいいじゃん!」と、気にならない人もいますが、気にする人もいるんです。
写真右のシールドタイプのラチェットJL.171は切り替えレバーが付いているので、どっちにギアが回るかが分かります。
これが大きな点です。
そもそもFACOMは丸形ヘッドのラチェットばかりでこの様な切り替えレバーがある小判型のラチェットは無かったんです。
だから、この様なタイプのラチェットはFACOMにとってはとても斬新で新しいのです。
それと、ラチェットでは珍しい!
グリップに輪っかがついているので、高所作業をされる方など、落下防止の紐やワイヤーを付けられますね。
でも、高所作業でソケットを付け替える工具、ラチェットハンドルを使うのか?分かりませんが、とにかく紐を付ける輪っかが付いています。
これはちょっと珍しいです。
何はともあれ、僕が一番気に入ったのは、このデザインです!
なんか美しい!という言葉が似合う工具だと思います。
アメリカの工具メーカーに買収されたとはいえ、さすがフランスのメーカーですね。
作っているところはアメリカでもフランスでもないですが、美しいです!