フランス生まれの安全と快適性 ― PETZLヘルメット「ストラト」「バーテックスベント」
2025/09/21
こんにちは!工具屋てっちゃんです。
今日は少し変わりダネ、でも現場で働く方にとってはとても大切な「ヘルメット」のご紹介です。
ご存じの方も多いかもしれませんが、PETZL(ペツル)はフランスのメーカー。もともとは洞窟探検の装備からスタートし、今ではヨーロッパ最大規模の「垂直作業」や「暗所作業」に特化した個人用保護具メーカーとして世界中で信頼されています。
海外メーカーというと「デザイン性が高い」とか「独自のギミックが面白い」といった印象がありますよね。PETZLもまさにその代表格。
しかも性能やデザインだけでなく、日本国内の保護帽規格もクリアしており、証明シールがしっかり貼ってあるので、安心してお仕事で使えます。
今回はそんなPETZLのヘルメットから、**軽量性と快適性を重視した「ストラト」**と、高い保護性能と通気性が魅力の「バーテックスベント」、2種類をご紹介します。
両モデル共通の快適システム
まずは両方に搭載されている共通機能から。
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センターフィットシステム
ヘルメットをかぶった時に頭の真ん中へしっかりフィットするよう調整できる機構。これによって作業中でも視界がブレにくく、常に安定した被り心地が得られます。 -
フリップ&フィットシステム
ヘルメットをかぶると内装バンドが自動的に最適位置に折りたたまれ、しっかり頭を包み込んで固定される仕組み。かぶるだけで素早くフィットし、ズレやガタつきを防ぎます。 -
ヘッドライト固定用スリット
ヘルメットの前後左右4か所にスリットがあり、ヘッドライトのベルトがずれないようしっかり保持してくれます。暗所作業や夜間作業でヘッドライトを併用する際も安心です。 -
豊富なアクセサリー対応
PETZL純正のバイザーやイヤーマフ、さらには同社のライトをスマートに取り付けられるアダプターまで、アクセサリーの選択肢が非常に多いのも魅力。作業内容に合わせて自在にカスタマイズできます。
これらは毎日現場で使ううえでの快適性や効率性を大きく左右するポイント。PETZLのヘルメットは、ただ「安全」なだけではなく、現場での使いやすさをしっかり考え抜いて作られているのが伝わります。
軽さと多用途対応 ― 「ストラト」
「ストラト」は、その名の通り軽量設計が最大の特徴。長時間の作業でも首や肩の負担を減らし、特に高所や長時間の現場に最適です。
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デュアルシェル構造
外側のABSシェルと内側のEPP/EPSフォームを組み合わせ、衝撃吸収性を確保しながら軽量化を実現。 -
規格対応の幅広さ
ストラトは日本の保護帽規格において、
✅ 飛来・落下物用
✅ 墜落時保護用
✅ 絶縁用保護具
のすべてに対応。電気工事や送電関連など、幅広い現場で安心して使用できます。 -
防護性を優先した設計
飛来物や電気的リスクがある環境に強いモデルです。
軽くて疲れにくい上に、用途の幅も広い。現場を問わず活躍できる万能タイプです。
高い保護性能と通気性 ― 「バーテックスベント」
「バーテックスベント」は、頑丈さと快適さをバランスよく備えたモデル。特に「ベント=通気孔」を備えている点が大きな特長です。
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6点式内装サスペンション
衝撃を分散させ、安定感を生む6点式の内装。頭部をしっかり支えます。 -
大型ベンチレーション
両サイドに大きな通気孔を配置し、空気の流れをしっかり確保。炎天下や高温環境でも蒸れにくく、快適に作業できます。 -
規格対応について
バーテックスベントは日本の保護帽規格のうち、
✅ 飛来・落下物用
に対応しています。
ただしこれは通気口を閉じた状態での規格適合となりますので、使用環境に応じて切り替えが必要です。 -
アクセサリー対応力
シールドやイヤーマフなど、拡張性が高くカスタマイズ性に優れています。
蒸れやすい現場や炎天下での作業には、この快適性が大きな武器になります。
まとめ
PETZLのヘルメットは、見た目のかっこよさ以上に実用的。
✅ 日本の保護帽規格をクリアして安心
✅ 両モデル共通の「センターフィット」「フリップ&フィット」「ヘッドライト用スリット」「豊富なアクセサリー対応」
✅ 「ストラト」は飛来・落下物/墜落時保護/絶縁用保護具までカバー
✅ 「バーテックスベント」は飛来・落下物用(通気口閉状態)に対応
✅ 軽量性を追求した「ストラト」、通気性を重視した「バーテックスベント」
「毎日使うものだから、安心と快適さを妥協したくない」――そんな方にこそPETZLのヘルメットはおすすめです。
フランス生まれのプロ仕様ヘルメット、ぜひ店頭やオンラインで体感してみてください!