進化した“板ラチェ”登場!ベッセル ファインミニラチェット TD-23/TD-23B
2025/05/12
こんにちは!工具屋てっちゃんです。
今日は、ベッセルから新登場した注目のアイテム、
ファインミニラチェット【TD-23】と【TD-23B】をご紹介します!
板ラチェドライバーは、いまや各メーカーから様々なタイプが出ていて、
「すでに持ってるよ」という方も多いと思います。
でも、各メーカーさんも少しずつ改良を重ねながら、新しいモデルをリリースしてくれているんです。
だから新しいのが出ているとついつい欲しくなっちゃう、そんな工具ですね。
そして今日紹介するベッセルの板ラチェドライバーも、まさにその進化した板ラチェです。
小さいけどスゴいやつ。ファインミニラチェット
まずは、全長約91mmというコンパクトさ。
手のひらにすっぽり収まってしまうサイズ感で、ポケットにもすっと入ります。
今回ベッセルが特にこだわったのが、ラチェット部分の薄さ。
ギア本体の厚みはなんと7.5mm!
専用の薄型ビットを装着しても、全体で約20mmに収まるという薄さです。
ちなみに通常のビットは25mmあるので、それと比べてもかなりスリムですね。
ギアの精度と使いやすさも◎
ギアは60ギアで、送り角は6度。
細かい送りができるだけでなく、噛み合わせの精度が高いから、
細かいギアでもしっかりトルクをかけられるのが魅力。
しかも、ギアの山を低くすることで空転トルクが軽くなっているのもポイント。
これによって、ラチェットの供回りを防いでくれます。
それでも供回りする時はギアの部分を指で回せば早回しも出来ます。
このギアが出過ぎていなくちょうど指がかかる感じ、でもグローブをしているとちょっとかかりずらいかな?
狭い所で使うので素手で使うことが多いと思いますが、狭い所でのこの早回しはありがたいです。
ストレートとベント、使い分けが大事!
今回のファインミニラチェットは【TD-23(ストレート)】と【TD-23B(ベント)】の2タイプが登場。
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ストレートタイプ(TD-23)は、手が邪魔にならない環境に最適。
工具がまっすぐだから、狭い奥まったところでも方向をつけやすく、操作が直感的に行えます。 -
一方、ベントタイプ(TD-23B)は、持つ手のスペースが確保しやすい設計。
たとえば下に障害物があるような場面、配管の裏や設備の影など、手が入りにくい場所でも角度を活かしてネジ締めがしやすくなります。
作業する状況によって、この2タイプをうまく使い分けられるのは大きなメリットですね。
まとめ:ミニだけど仕事は本格派!
☑ ラチェット厚み7.5mm、ビット込みで約20mmのスリム設計
☑ 60ギア×高精度加工でトルクも確実に伝わる
☑ 空転トルクが軽く、供回りしにくい
☑ ストレートとベント、作業環境で選べる2タイプ展開
気になった方は、ぜひファクトリーギア各店で実物を手に取ってみてください!