Ko-kenのデモキットで説明するソケット色々vol2
色々なボルトに合わせてそれを回す工具があります。
また、同じボルトを回すのに色々なタイプの工具もあります。
今日は、Ko-kenさんのソケットのデモキットを使ってスタンダードな6角のボルトを回す色々なタイプのソケットを紹介します。
前回もこのデモキットで紹介した記事はこちら
Ko-kenのデモキットで説明するソケット色々vol1
まず、一般的なソケット
このソケット達、6角ボルトを回すソケットですが、これだけのタイプがあります。
それぞれ特徴があるので、順に紹介しますね。
写真左下、6角ソケットとその上は12角のソケット。これは説明するまでもなく、皆さんご存知の一般的なソケットです。
その横のこのソケット、有名なのでご存知の方も多いと思います。ナットグリップソケットです。ソケットの内側の対辺にボールが埋め込んであり、それを外側からスプリングで内側に押し、ソケットの内側に入るボルトやナットを保持する仕組みで、これが強すぎず弱すぎずの絶妙な保持力なんです。
ボルトをソケットにくっつけようとすると、まずマグネットを思い浮かべます。もちろんそれでもいいのですが、ボルトは鉄だけではありません、ステンレスや樹脂、チタンなど、マグネットにくっつかない素材も沢山あります。ナットグリップなら素材を選ばずサイズさえ合えば、どんな素材のボルトでも保持できるのがいいところですね。
そして、こちら。
ちょっと変わった形状をしておりますが、サーフェイスソケットと言います。
ボルトやナットの対辺の面、角のすぐ横ではなく、面の中心近くに接触するようにソケットの内側がRの形状のなっています。
この面接触によって角が取れかかった、ボルトにもこのソケットなら回すことができるんです。
でも、ズルズルに丸のような状態になった場合は、こちら!
ナットツイスターソケット。
内側にツイスト状に切り込みがあり、これがしっかり食い込む様にかかるので滑らずに回すことができるのです。
見てお分かりの様に外す専用のソケットです。
ナットやボルトを舐めて困ったというお客さんに紹介して、何度喜ばれたことか。
お助け工具として、これは持っておくことをオススメします。
後こちら、プラグですが、最近では12角のプラグもあります。BMW様ですが、今後増えていくんでしょうか?12角のプラグ様にちゃんとソケットもあります。
12角なら6角も回せるからと、12角のプラグソケットを選ばれる方も増えております。
そんなこんなを動画でも紹介しましたのでよかったらご覧ください。
それにしても、ソケットの種類が多くて、このデモキットの半分がやっと紹介出来ました。
後半分も2回に分けて紹介したいと思います。
こればっかりだと飽きちゃうので、違うことも挟みながらやっていきます!