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HOW TO 2016.4.20

「空気の質」について語りたい

POSTED BY 足立

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こんにちは。本日ブログを担当させていただく足立です。

熊本でボランティアの募集が始まったようですね。

個人でできる事は限られてはおりますが、九州で暮らす人間としてこれから少しでもお手伝いできればと思います。

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話は変わりまして、先日もTSUTAYAで本を物色しました。

そこで前回気になっていた油圧と空気圧に関する本を手にしてみたところ、

面白過ぎてついつい衝動買いをしてしまいました。

まさかこんな本を衝動買いする日がくるなんて数年前は想像もできませんでした。

少しは工具屋らしくなってきたのかなと感じた春の一日でしたよ。

 

ということで、前回のブログでおススメテスターを書くぞと予告していたのですが、

急遽変更して本日はその本を読んで面白かった「空気の質」について書かせていただこうと思います。

 

空気の質とは?

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空気圧を発生させるうえで必ず必要になってくるのがエアコンプレッサー。

コンプレッサーは空気を圧縮させる工具なのですが、

空気中には水・ちり・ほこり、配管やコンプレッサー内には油分や切粉などが含まれています。

これらをそのまま圧縮して機械に流しこむと錆や詰まりの原因となりそれはもう大変。

(詳しいことは豊橋店のフジワラ君の記事をご覧ください https://f-gear.co.jp/howto/5316/

これをドライヤーやフィルターで除去して綺麗な空気を作っていくのですが、

この「どれだけ空気が綺麗なのか」、「どれだけエアツールにとって良い空気なのか」という事が空気の質になってきます。

ここが結構細かく分類されいて、それぞれにグレードがあるんです!

しかもそれぞれに名前までついています。

これを面白いと思うのは私だけではないはずです。

果たして最強の空気とは何か?そしてそのネーミングはどんなものなのか?

これから紹介していきます!(ここまで持ち上げた割には普通の内容になることをご了承ください)

 

空気の質の種類

・空気グレード1 「ドレン除去空気」

ドレン除去空気とは、圧縮空気中のドレンを除去した空気のことです。

名前そのままですね。

ドレンを除去しただけですので水分や固形物質ををたっぷり含んでいる状態。

これが一番初歩のグレード1の空気です。

 

◆この空気を使った主な用途

エアブロー エアツール など

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・空気グレード2 「コンタミ除去空気」

なかなか複雑なネーミングですね。

コンタミというのは、「固形物質」や「汚染物質」という意味があります。

ですので「コンタミ除去空気」とは、圧縮空気中のドレンと5μm以上の固形物質を除去した空気になります。

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ファクトリーギアで店頭販売しているこのフィルターの右側のものがろ過度が丁度5μmですので、

ここを通った空気がまさに「コンタミ除去空気」なんですよ。

名前は難しいですが、ファクトリーギアのお客様にとっては意外と身近な空気ですね。

このフィルターでも少量の水分は除去できますが、

完全にとる場合はやはりドライヤーが欲しいところです。

 

◆この空気を使った主な用途

一般空気圧機器 一般塗装 など

ダウンロード

・空気グレード3 「オイル除去空気」

これはコンプレッサーの潤滑油がミスト状になったものを0.3μmのろ過度まで除去したハイグレード空気です。

グレード2「コンタミ除去空気」が5μmのろ過でしたのでその細かさはかなりのもの。

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ちなみにこのフィルターの左側のものがミストセパレーターと呼ばれるフィルターでろ過度は0.3μmです。

ハイグレードな空気を体感したい方は0.3μmのフィルターを用意ですよ!

 

◆この空気を使った主な用途

一般空気圧機器 一般塗装 など

 

・空気グレードMAX 「クリーン空気」

これぞ究極の空気と呼ばれる「クリーン空気」。

オイルミストを0.01μmのろ過度で除去という、グレード3「オイル除去空気」の圧倒的上を行く存在。

もうここまで来るとコンプレッサー1台分の価格がするほどのフィルターが必要にはなりますが、

とにかく究極を求められる方はここがゴールです。

 

◆この空気を使った主な用途

高級塗装 など

ダウンロード (1)

 

オイルフリーコンプレッサーでもフィルターは必要?

今主流のオイルフリーコンプレッサーは潤滑油を使用しないため綺麗な空気を供給できます。

これならオイルミストフィルターはいならいんじゃない?と思いませんか。

私自身もそう思った一人です。

そこでフィルター専門メーカーに確認をとってみました。

メーカーの方の回答は以下の通り。

「空気中にも僅かな油分が含まれておりオイルフリータイプでもミストセパレーターはあったほうがよりクリーンな空気を供給できる」

とのことでした。

特に塗装をされる方は例えオイルフリータイプであってもフィルターを取り付けられるのがおススメです。

 

・空気圧機器の耐久性と寿命

エアツールなどの耐久性は作業環境によって大きく変動します。

そしてその作業環境のひとつがここで説明させていただいた「空気の質」です。

少しでも寿命を延ばしたい場合は、より良い空気で作業することが非常に大切になります。

ですので、ドライヤーやフィルターはとっても大事になってきます。

今まで気にされていなかった方はちょっと意識してみると面白いですよ。

本当は水分をとるドライヤーもとっても面白く一緒に書きたかったのですが、

長くなりましたのでここまでにいたします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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