ファクトリーギアの法人様への導入事例をインタビュー風に紹介していきます。

今回は、藤戸がお答えします！

どんな事例でしたか

とある自動車ディーラー販社様においてサービスメカニック様が使用する工具を統一して本部で管理運用できるようにするというものでした。

すべてのメカニック様が同じ工具セットを使って整備をされるということで、既製の工具セットだけでは対応できるはずもなく、ソケット１つから選定した専用の工具セットをご利用いただいております。

ファクトリーギアでは、工具の現場メカニック様といっしょに選定からご納品、アフターサポートにおいてお手伝いさせていただいております。

きっかけはなんでしたか

もともとこちらの販社様とは、新入社員様向けに貸与する工具セットやその都度必要になった工具などでご利用いただいておりその中でご相談いただきました。

販社様におかれましては、工具を統一することで、サービス品質を標準化する狙いはもちろんですが、現状メカニック様が自費で購入した工具で整備をして利益を上げるのはコンプライアンス的にどうかという問題もおおきなきっかけとなったそうです。

課題はなんでしたか

すべてのメカニック様の工具や拠点に備え付けられている工具を統一するわけですから、社歴30年の超ベテランメカニック様が車や自分にあわせて少しづつ集めた自慢の工具がぎっしり入ったキャビネットもその例外ではなく、工具をご自宅へ持ち帰っていただくことになります。

ファクトリーギアとしても、そういうメカニック様にささえられて今があるため現場の皆様のこだわりにいかに寄り添いながら、販社様で管理運用できるようにしていくかは、販社様にとっても、ファクトリーギアにとっても一番の課題だったと思います。

何を導入していただきましたか

ベテランメカニック様にも遜色なく使っていただけるメカニック様用工具セットを現在までに約300台と、おもにドリルやサイズの大きなソケットなど使用頻度が多くないが必ず必要なものを共用で使えるよう選定した拠点ごとに備え付けの工具セットを約65台ご納品させていただいております。

そのほかにも都度必要になった工具や、認証工具などもご利用いただいております。

なぜ導入していただいたのですか

理由としては、サービス品質を標準化する狙いとコンプライアンス上の理由が挙げられます。

コンプライアンス上の理由にはきっかけで紹介した通り、メカニック様が自費で購入した工具で売り上げをあげることはコンプライアンス的に改善が必要な部分であったことが理由の一つ。

もう一つはサービス品質管理を目的として工具を統一することでいつ、どこの拠点にいっても同じ高品質なサービスを提供できるようにすることです。

またドライバー一つに至るまで販社様で品質管理することは、お客様に対してサービス品質に対する姿勢をアピールできるものとお考えいただけたとも伺っております。

導入後のメリットはなんですか

コンプライアンス上の問題がクリアされたことはもちろんでしょうが一番大きなメリットは、サービス品質管理においても大きなメリットはあると思います。

ベテランメカニック様でもご満足いただけるセットをめざして選定している工具セットを入社してすぐから使用していただけるので新入社員のメカニック様はいちいち足りない工具を先輩メカニック様にかりたり、工具がなくて時間がかかりすぎたりするあるあるともいえるジレンマを解消でき、メカニック様も工具を自費でかわなくなることで経済的にも負担減となります。

また販社様のほうでも、拠点にどんな工具があってどんな作業ができるかある程度把握しているため、作業指示が明確化できたり、ほかに工具が必要な場合スピード感をもって手配等をすすることができます。

ファクトリーギアだから出来る事があります

上質な工具を長年にわたり店舗で販売し続けてきた我々は、現場の皆様のお声を直に聴いて参りました。

その経験を活かして、企業様へ最適な提案が可能です。
• 既に多くの企業様へ導入の実績がございます。
• 工具の保証制度がございます（特にDEENだと明確な保証規定があります。）
• 現場の皆様方と協議の上世界中の上質工具からもっとも最適なご提案ができます。
• 全国のファクトリーギア各店舗が一体になり商品選定から納品まで更にはアフターフォローまで万全の体制でサポート致します。

詳細はお近くのファクトリーギア各店、法人営業部までお問い合わせください！

今回のインタビューは以上です。また次回の更新をお楽しみに！

この記事を書いたスタッフ

藤戸　栄吉　
所属：博多店・企画チーム
趣味：キャンプ・登山・木彫刻（カトラリー）・
　　　カメラ・自転車・DIY・・・
ひとこと：今年は溶接にチャレンジしたい！