支点が動くので握ったまま被覆が剥けるエンジニアの精密ワイヤーストリッパー
2026/03/16
こんにちは、工具屋てっちゃんです。
今回はエンジニアの新商品
精密ワイヤーストリッパー PAW-23 / PAW-24
のご紹介です。

エンジニアといえばネジザウルスのイメージが強いですが、こういう電子系の工具も昔からしっかり作っているメーカーです。
今回のワイヤーストリッパー、見た目はコンパクトな精密工具なんですが、ちょっと面白い構造になっています。
■ 特徴は「支点が移動する」
今回の一番の特徴はここです。
支点が移動する構造。

普通のワイヤーストリッパーは、
・被覆をカットする
・少し口を開く
・被覆を引き抜く
という感じで作業しますよね。
でもこのPAWシリーズは少し違います。
■ 握ったまま被覆が剥ける
このストリッパーは、グリップを握ると

まず被覆をカットします。
そしてそのあと
支点が移動して刃が少し浮く構造になっています。

この状態でグリップを握ったまま、ワイヤーを横にスライドさせると――
そのまま被覆がスッと剥けます。
つまり、

カット → スライド → 被覆が剥ける
という流れ。
一度握ったら、開かずそのまま作業できるのがポイントです。
細い線をたくさん処理する作業では、こういう動作の違いが結構効いてきます。
■ 芯線を傷つけにくい真円刃
もう一つのポイントが刃の形状。

刃は真円設計になっています。
これによって芯線を傷つけにくく、被覆だけをきれいにカットできます。
精密配線ではここが大事ですよね。
被覆はきれいに剥けても、芯線を傷つけてしまうと意味がありません。
このあたりはエンジニアらしい作りです。
■ AWG専用サイズ
サイズはAWG専用。
ラインナップは2種類です。
PAW-23
AWG36~22
PAW-24
AWG30~18
扱う線の太さによって選べます。
電子工作や精密配線をされる方には、かなり使いやすいサイズだと思います。
■ ちょっと便利なポイント
おまけ的な部分ですが、細かいところもちゃんと作られています。
グリップ部分には
簡易メモリ付き。
被覆を剥く長さの目安に使えます。
そしてもう一つ。
ストッパー付き。
収納時はグリップを閉じた状態で固定できます。
■ 最後に
エンジニア
精密ワイヤーストリッパー
PAW-23 / PAW-24
・支点が移動する構造
・握ったまま被覆が剥ける
・真円刃で芯線を傷つけにくい
・AWG専用サイズ
・簡易メモリ付き
・ストッパー付き
という、ちょっと面白い構造の精密ストリッパーです。

細い線を扱う作業をされる方、電子工作をされる方には便利な一本だと思います。
気になる方はぜひ店頭でチェックしてみてください。