★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

工具は、使いやすさや機能を追求した芸術品!そんな大好きな工具のことから 日々の出来事や感じた事を書いてます!!

薄いのに頼もしい!KOTOの極薄メガネレンチ LWシリーズ

      2025/11/13

こんにちは!工具屋てっちゃんです。

今日はちょっと“知る人ぞ知る”便利な工具、
KOTO(江東産業)の極薄メガネレンチ LWシリーズ をご紹介します。

スパナの薄口タイプはいろいろありますが、
「メガネレンチの薄型」って意外と少ないんですよね。

「スパナじゃなくて、メガネで回したい」
でも「狭くて普通のメガネじゃ入らない!」――
そんな経験、ありませんか?

中には、泣く泣くメガネレンチをグラインダーで削って使っている、なんて方もいるのではないでしょうか。
でも、もうそんな必要はありません。
KOTOには最初から“極薄仕様のメガネレンチ”があるんです!

 

ラインナップも充実!「あのサイズがある」のが嬉しい

実はこのLWシリーズ、最近出た新商品ではなく、
かなり前からじわじわとファンが増えているアイテム。
僕の記憶では、最初は 17mmと19mm からスタートし、
その後にサイズ展開が増えていったんですよね。

現在のラインナップは
12・13・14・17・19・21・22・24mm の全8サイズ。

特に 21・22・24mmの“極薄メガネ” は他ではほとんど見かけません。
「大型ボルトを薄いレンチで回したい」――そんな場面で役立つ、まさに“痒い所に手が届く”工具です。

 

片側6角+片側12角のハイブリッド構造

このLWメガネレンチのもうひとつの特徴が、
片側6角/片側12角 の組み合わせになっている点。
力をかけたい・なめを防ぎたい時には6角側、
アクセス重視・スピーディーに回したい時には12角側と、
用途に応じて使い分けができるのがいいところ。

薄口でも「しっかり噛む」感覚はKOTOらしい精度の高さを感じます。

 

驚きの薄さ。それでいてしっかり強い

やはり気になるのは厚みですよね。
このLWシリーズ、

12・13・14mmは厚さ約4.5mm、17mm以上は約5mm。

この薄さは本当に驚きです。
「薄い=弱い」と思われがちですが、
材質はしっかりとした クロムモリブデン鋼。
精密で強度のある造りなので、見た目よりずっと頼もしいです。

もちろん、“極薄”という性質上、過度な力をかけすぎるのはNG。
それでも、狭所で確実にボルトを捉えたい時には、
この薄さが何よりの武器になります。

 

ベントタイプ&ストレートタイプを選べる

今回ご紹介しているのは ベントタイプ ですが、
最近では ストレートタイプ もラインナップに加わりました。
角度がついているベントタイプは、
障害物を避けながらボルトにアクセスできるのがメリット。
一方、ストレートタイプは力をダイレクトに伝えたい時や、
狭い隙間に差し込みたい時に最適です。

用途や現場に合わせて使い分ければ、
より効率的に、より確実に作業が進みます。

 

「薄いメガネが欲しかった!」に応える一本

スパナでは届かない、メガネでは入らない――
そんな場面を救ってくれるのが、このKOTOのLWメガネシリーズ。

ありそうでなかった“極薄メガネ”は、
現場の声から生まれた、まさに職人のための一本です。

工具箱に入れておけば、
「ここぞ!」という時に頼りになること間違いなし。
薄くても、存在感はバツグンです。

 

まとめ

KOTO 極薄メガネレンチ LWシリーズ は――

  • メガネでは珍しい“極薄設計”(厚さ4.5〜5mm)

  • 片側6角+片側12角で使い分けができる

  • クロムモリブデン鋼製で強度も安心

  • 12〜24mmの全8サイズ展開

  • ベントタイプとストレートタイプの2種類をラインナップ

スパナより確実に回したい。
でも普通のメガネでは入らない。
そんな“狭所の救世主”が、このLWシリーズです。

ぜひ一度、店頭でその薄さと精度を手に取って確かめてみてください。
きっと「こういうの、探してた!」となるはずですよ。

 

 

オンラインショップはこちら

 

 

 

 - レンチ , , , , ,