工具を別の使い方をしてみる入門編【まずは工具箱】
僕は本来の使用用途とは別の使い方をするのって結構好きです。
人と違うのが好きです。
こんにちは、工具屋てっちゃんです。
お店を始めた約20年前、僕はお店の入り口の取っ手を工具にしていました。
どうせなら一番いい工具!というこで工具の王様と言われるSNAP-ONのメガネレンチを使っていました、SNAP-ONはみんなの憧れの工具で、snap-onバンで回ってきてくれる人は見れますが、当時は、そこらでは売っていないので、見ることも触る事もなかなか出来なくて、お客さんも「触っていいですか?」って聞くくらいだったんです。
工具は触って質感やフィーリングを確かめてから購入して欲しいと思っているので、当時から工具はショーケースには入れずに、展示してあったので触って選べるようになっていたのですが、それよりも前に、僕のお店に入るには、工具の王様と言われるSNAP-ONの工具を触らないと入れない!そんな洒落心でsnap-onの工具を取っ手に使っていました、今のお店は自動ドアなので、その工具は裏口の取っ手に使っています。もうサビサビですが、いい味が出ています。
また、水道の蛇口にsnap-onのドライバーのグリップを使っていたり、本来の使い方ではない、ここに使うもんじゃないだろ〜!みたいに使うのが好きなんです。
工具って手に持って使うものだから、「握る」という共通するものなら取り付けさえ工夫したり加工すれば使えたりするんですよね。
でも、工具を加工するのって、気がひけるし、工具として使えなくなってしまうので、勿体無い。。。
そんな人には工具箱を工具入れでない使い方にして見ませんか?
だって、工具箱は工具を入れるだけではないし、工場に置くだけのものではありませんからね。
自宅のリビングやバーやカフェや洋服屋さんのオブジェにぴったりのこんな大きなキャビネット。
引き出しもたくさんあるから、何が入るかな〜。色々入りますよ!
ペイントしてオリジナル感を出してもいいですよね、まあここまでペイントするとペイント代の方がキャビネットより高くなりますが・・・。
昨日テレビで放送された「下町ロケット」
これにもファクトリーギアは美術協力しておりまして、DEENのキャビネットが会社の事務所に使われています。技術系の会社の事務所なので、工具入れとしての要素が大きいですが、図面も入りますし、細かいパーツ入れにもキャビネットはとっても便利です。
そんな大きなのは置けない。。。
なんて方にはミニチュアのチェストなんかもあります。
これは逆に工具を入れるには小さくて、そんなに工具が入らないので、時計や車のキーなど小物入れに便利です。自宅の書斎や会社の机の上にあったらいいですよね。
本来は工具は使ってなんぼですが、工具は使うだけでなくその美しさから眺める、観賞用としてオブジェにするもいいと僕は思います。
だから、工具箱やキャビネットもいろんな使い方して楽しんでもらえたらな〜って思います。