音が静かな充電工具が注目されてます!
こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。
自分には心地いい音でも、他人にとっては雑音、というか騒音にもなりかねません。
モノを動かす仕事では、必ず音が出ます。
車やバイクの整備ではエアーツールの音、それを動かす為のコンプレッサーの音。
特にエアーツールなんかは使っている本人からすると、音がそこそこする方がパワーを感じ、使っている感というか、満足感というか・・・そんな気持になりますが、全く関係ないご近所の方からすると、騒音にもなりかねません。
最近では、工場の周りにも住宅が多くなり、特に音や匂いなどには敏感になっているところもあると聞きます。
でも、車やバイクを整備する上では、エアーツールは必需品ですから、音の問題は大切なポイントです。
そこで、最近注目されているのが、エアーツールの様な排気音がない、音が静かな充電工具
丁度、昨日KTCさんが新発売の充電工具を持って来てくれたので、紹介しますね。
まずは、ハイパワーモデル「JTAE472」
KTC JTAE472
なんと最大トルクは500Nm、実用トルクは350Nmなのでパワーを求める方にはこれがいいですね。
ちゃんとモードの切り替えスイッチがあって、仮締めモードだと75Nmまでしか出ないので締め過ぎずにならずに安心して使えます。
但し、緩める方はこのモードは作用しません、常にハイパワーです。
また、トリガーの引き具合で回転は調整出来ますし、トリガーを離すとすぐにとまるブレーキ機構もついています。
この辺りが安いものとの違いですね。
価格は定価で72,000円
次は、最初の写真で僕が持っている充電インパクト「JTAE411」
KTC JTAE411
先ほどの充電インパクトと電池は共有できますが、軽さ重視の為に容量は半分のタイプを使っています。その代わり、予備バッテリーが一つオマケで付いて来るのが嬉しい。
そして、こちらのパワーは最大300Nm、実用で270Nmですから車のホイールならこちらでも十分緩みます。
こちもトリガーの引き具合で回転を調整できますし、離せば回転がすぐ止まるブレーキ付。
もちろん、トルクリミット機構がついているので、モードを切り替えれば仮締めモードの75Nmの締め付けトルクでの締め過ぎを防ぎます。
また、LEDライトもついているので薄暗いところでもちょっといいですね。
こちらは定価で57,000円
そして、おまけにもうひとつ「JTAE711」
KTC JTAE711
ポリッシャーです。
最近は、塗装面の部分仕上げやヘッドライトの曇りを取ったりするのに使う小型のポリッシャーですが、電気タイプは長時間使い過ぎでモーターを焼き付けてしまう場合も多くあると聞いています。
しかし、KTCのこの製品はモーターに負荷がかかりすぎるとお休みモードになってモーターの焼き付きを防止してくれます。
その他にも回転数の切り替え、トリガーの引き具合での回転の調整、スイッチのロック、パッドのロックなど必要な機能は殆ど揃っています。
こちらの価格は定価で57,000円
職場やご自宅でインパクトなど使っていて音の問題を気にされていたあなた、サーキットや出張などでエアーや電源がない場所での使用にもピッタリ、充電工具は注目ですよ!