ホイール用の特殊ソケットを無くしてお困りの方へ
2016/02/24
こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。
これは記事にするべきかしない方がいいのか?本当に迷うんですが、お店でも問い合せが多くて、多くの方がこれで助かった〜と言ってくれるので、いい人ばかりだと思って記事にします。
ホイールの特殊ナットを外せるかもしれない
ホイールを留めているナットには、そのホイールを盗まれない様に、一つだけ特殊な形状のナットを付けてあるのです。
それを外す専用の特殊ソケットは、通常は車載工具と一緒にしまってあるんですが、ホイールを代えたりした時に無くしてしまう方も多く、特に中古車には付いていない事が多いです。
そんな特殊なナット、特殊ですから、汎用品の工具で外せる訳も無く、それ用の工具も普通のお店で売っている訳がありません。
でも外したいんですよね・・・。
そこで、今まで紹介して来たソケットがこれです
6角の形状ではなく、ツイスト状に溝が切ってありますよね、これは左に回すと食い込む様になっているんです。
だから、外側が丸でソケットがかからないマックガードなどの特殊のナットにも食い込んでまわす事が出来る時もあれば出来ない時もあります。
正直言って、これでマックガードが緩んだと言う方もいらっしゃれば、ダメだった・・・。という方もいらっしゃいました。
何度も言いますが、簡単に取れない様に特殊なナットを使っているので簡単に取れるようでは、意味がありません。
そう簡単ではありませんが、多くの方はこれで取れたと喜んで頂いています。
Ko-kenは外径が薄くなったんです
このようなツイスト状のソケットはいろいろなメーカーから出ていますが、僕はKo-kenのソケットをオススメします。
なぜなら、Ko-kenは外径が薄いんです。というか薄くなったんです。
写真左が従来タイプなんですが、ちょっと肉厚ですよね、それに対して右は最近のソケットで、薄いでしょ。
薄くて強度は大丈夫?と心配されるかもしれませんが、大丈夫なんです。
穴の形状はテーパー状になっていて奥に行く程、穴が狭くなっていますよね、ソケットがナットにかかるのはソケット先ではなく、ちょっと奥なんです。そこの部分はソケットの先よりは肉厚になっているので大丈夫なんです。
そして、この薄さのお陰でホイールナットにも使える様になったんです。
通常のディープソケット比べてみても同じ位の外径になっています。
これで絶対に外せる訳ではありません。
何度もいいますが、絶対に外せるというのではなく、これで外せた方が結構いらっしゃいます。ということです。
動画も撮ろうかと何度も思いましたが、それを見て悪用する人がいると困るので、使い方などの動画は撮るのをやめました。
この記事で、ホイールの特殊ソケットを無くしてお困りの方の参考になればと思いブログを書きました。