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イチオシ 2017.2.5

グリスなのにスプレー〜ナスカグリース〜

POSTED BY Concept Studio

ここコンセプトスタジオは前・東京店時代から自転車関係のお客様が非常に多くご来店して下さいます。
僕自身も趣味で自転車に乗る、整備する、調べる、人のを眺める、という具合ですので、
色々な自転車を個性的に乗られている方をお見かけするとツイツイテンションが上がってしまいます。
そんな自転車関係の方の中でも、プライベーターさんに結構聞かれるのが、
「グリスって何が良いですか?」
なんて質問。

 

一言でグリスと言っても、硬さを表す「ちょう度」や、
リチウム?モリブデン?等色々な種類が有りますし、
パーツブランドから出ている物やその道数十年のショップが特殊配合した高価な物まで、
本当〜に種類が多いです。

 

なので、何が良いの?と聞かれると正直ちょっと困っちゃう所では有るのですが、
本日ご紹介する「ナスカグリース」をご利用頂いたお客様からは、
「イイねこれ!!」と太鼓判を多数頂いておりますので、自信を持っておススメさせて頂いております。

 

ナスカグリースって何?

 

日本の化研産業というケミカル(というか油)の専門メーカーさんから発売されている、高性能グリースです。
従来のグリスに使用される増ちょう剤とは異なった増ちょう剤を使用したり、
同社の有名な潤滑剤「NASKALUB」を配合する事で、高寿命かつ高性能なグリースに仕上がっています。
詳しくはメーカーさんのHPに載っていますが、見ても何だかイメージし難いと思いますので
私が個人的に一言でまとめますと(化研さんゴメンなさい)、

「凄く高寿命で回転もスルッスルになるグリス」

という事です。

IMG_2309
このグリース、ちょっと変わってまして、スプレータイプと蛇腹タイプの2種類出しています。
グリスでスプレーってちょっと意味が分からないですよね。
僕も最初はそう思ってましたが、スプレー内に石油が配合されてるので、
吹き付け時は溶けていますが石油が飛ぶとペーストグリスと同じになるんです。

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よーく振ってからブシューすると、
IMG_2314
こんな感じで泡アワしたグリスが出て来ます。
そして、ちょっと時間を置きますと、、、

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左がスプレー。右が蛇腹タイプの中身。
本当に一緒なんです。

IMG_2317
蛇腹タイプはグリスガンに入れたり、直接塗るような使い方。
スプレータイプは極細ノズルが付いているので、狭い隙間や注入箇所に直接吹き付ける使い方で。

IMG_6256
私も個人的に趣味の自転車用に利用しています。
海外メーカーのパーツとかって、カッチカチのグリスがミッチミチに入っていて
ホイールやBBの回転が新品時だと激シブな事が多いんですよね。

パーツを湿気などから守り、耐久性を飛躍的に上昇させる為に止むを得ずやっている事なので、

これがダメだとは言いませんが、個人的にはやっぱり新品時に気持ち良く回って欲しい。
なので、僕は基本的に新しく購入した駆動系パーツはまず脱脂してからナスカグリースを入れています。
これだけでもうホント別物に生まれ変わります。

 

ついこの間半年ぶりぐらいにナスカグリースを入れたホイールをメンテしましたが、
しっかり残ってましたし、滑りも全然問題無しでした。
次に開けるのはまた半年後ぐらいでしょうかね?
多分ですが、その時も今と殆ど変わらない状態をキープしてくれていると思います。

 

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