店舗ブログ 2019.3.8
ありそうで意外とない工具☆Part22☆POSTED BY ヒガシ
先日の東京マラソン、なんとか完走できたヒガシです。
雨の影響で非常に寒く、走り終わった後は震えが止まりませんでした。。
天候ばかりは仕方ないですが、雨だけは止めてほしいですね(^_^;)
さて、今回で22回目となる「ありそうで意外とない工具」
今回はトルクレンチからご紹介させていただきます。
トルクレンチにも様々なメーカーがありますが、今回ご紹介するメーカーは
色々な意味で他のトルクレンチとは異なったメーカー。
まさにこのタイトルにピッタリの工具だと思います。
スタビレー 730QUICKトルクレンチ
他メーカーと何が違うの?
簡単に説明すると、一般的なトルクレンチは、本体の中にコイルスプリングがあり
このスプリングが伸び縮みすることで、負荷をかけれるようになっています。
スタビレーのトルクレンチには、コイルスプリングが使用されておりません。
では、一体どのようにして負荷がかけれるようになっているのか?
まずはこちらをご覧ください。
これがスタビレーのトルクレンチの内部です。
コイルスプリングを使用するのではなく、板バネを使用することで
設定トルクに達した際に、はじめて負荷がかかる仕組みになっています。
メリットは?
最大のメリットは、使用後にメモリを0に戻す必要がないこと。
一般的なトルクレンチは、スプリングを元に戻してあげないと、ずっと負荷がかかり続けてしまいます。
板バネを使用しているスタビレーは、そのままの状態では負荷はかからないため、0に戻す必要がありません。
使用後にそのまま置いておけるのは、次に使う時にも楽でいいですよね!
730QUICKの特徴は?
トルク設定の時に、スライドするだけで素早くトルク設定が行えます!
グリップの中にあるレバーを押し下げながら
緑のボタンをスライドするだけ!
これだけで簡単にトルク設定ができます。
従来のトルクレンチみたいに、グルグル回しながら設定する必要がありません。
また、メモリが見やすくなっているのもポイントですが、拡大レンズが搭載されているので
細かなトルク設定も楽々とできます。
ちなみに、中はこんな感じで動きます。
スタビレーのトルクレンチは、ヘッドを取り外すことができます。
メガネヘッドやスパナヘッドなど、ボルトナットに合わせたサイズを装着することで
ソケットを付けた状態だとアクセスしにくいような場所でも、しっかりとトルク管理をすることができます。
他メーカーのトルクレンチと比べると、ちょっと良いお値段がしますが
是非一度、スタビレーのトルクレンチを使ってみてください!
この記事を書いたスタッフ
東 英範(ひがし ひでのり)所属:札幌店経歴:2008年ファクトリーギア入社。柏店・横浜246店・ロジスティックセンターを経験し、現在に至る。好きな工具ブランド:工研趣味:大のマラソン好き&マラソンオタク |
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