SALE 2016.5.18
話題のインパクトについて聞いてみました。POSTED BY 足立
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本日ブログを担当させていただく博多店の足立です。
4月29日に千葉の柏店で開催されてギアフェスタ。
誰にも呼ばれていないのに偶然休みだったため前日に飛行機を予約して参加してきました。
工具メーカーがここまで一度に参加するイベントはほとんどありません。
工具屋としてはやっぱり放っておくわけにはいきませんでした。
たくさんのお伝えできる面白い情報から、
まだお伝えする事のできない未発表の情報までいっぱい聞くことができました。
その中でもずっと気になっていたことを日本を代表するのエアツールメーカーである信濃の方に
突撃質問してきましたので書かせていただきます。
なんでHAZETはあんなにパワーが強いの?
今大注目のHAZETのインパクトレンチを皆様ご存知でしょうか。
全長113mmという非常にコンパクトなボディにも関わらず、
ジャンボシングルハンマーと搭載することで放たれる1,100Nmというとんでもないパワー。
今までの常識を打ち破るこの新しいインパクトが登場して以降、
それまで主流だったツインハンマータイプのインパクトを圧倒する勢いで広まっています。
なぜこのインパクトはこれほどのパワーを出せるのか?気になる方も多いと思います。
実際に作っていない信濃の方に聞くのはちょっと愚問かもしれませんが専門家の意見を聞いてみました。
ちょっと失礼かもしれないとビクビクしておりましたが、とっても親切に教ええていただくことができました。
「HAZETのインパクトは信濃のインパクトと比べて、風が内部のシリンダーによりダイレクトに流れ込んでる」
これがHAZETのインパクトが強い要因なんだそうです。
インパクトの内部構造を把握していないとちょっと難しい表現ではありますが、
メーカーの方が「イメージでいうとHAZETのインパクトは直噴エンジンみたいなもの」とおっしゃられていました。
ガソリンをピストン内に直接噴射しているように、
空気をモーターに直接吹き付けているのであれだけ強い力が生まれる。
ハンマーの大きさだけでなく、空気を流す構造の違いでパワーを生み出すというのは面白いですね。
信濃では作らないの?
こんなに人気なら信濃でも作って欲しいと思うのは私だけではないはず。
そこで信濃の方に直接聞いてみました。すると、
「空気をそこまで直接的に流し込むと内部のパーツへの影響がどうしても心配」との回答が。
確かにハイパワーで回しているということはそれだけ内部の消耗が早まるのもこれまた事実ですね。
HAZETのインパクトは今のところ比較的に耐久性も良く好評いただいていますが、
似たモデルの安価なタイプはやはり壊れやすかったという声も耳にします。
メイドインジャパンを貫くエアツール専門メーカーである信濃が、
耐久性もパワーも兼ね備えたモデルをいつか出してくれることに期待したいですね。
ファクトリーギアではハゼット、信濃共に5月末まで大特価で放出中。
パワーとコンパクトさを求められるならHAZET。
安定感と耐久性を求められるなら信濃。
どちらにもそれぞれの良さがありますので、
エアツールをお探しの方は是非この機会に。