店舗ブログ 2018.11.9
なぜ角度が違うの?POSTED BY ジャンプマン
こんにちは!通販部の「ジャンプマン」こと中村がお送りします!
今回ご紹介するのは「ラチェットメガネレンチ」です。
先日更新した「工具ブログ」で色んな『ラチェットメガネレンチ」を紹介したのですが、もう少し詳しくご案内したいアイテムがあります。
DEEN ラチェットメガネレンチ10mm
弊社販売価格¥3,140(税抜)
オンラインストアはこちら→http://ec.f-gear.co.jp/item/4562434460424.html
ラチェットメガネと固定メガネのベストマッチ!
ラチェットメガネレンチはメガネ部分にラチェット機構を搭載しボルトを早回しできることで作業のスピードアップが図れます。
よく見かけるラチェメガネレンチは、
「ラチェットメガネ」と「スパナ」の組み合わせや
「両側がラチェットメガネレンチ」というタイプですよね。
※これらのモデルも工具ブログにてご紹介しております。
どれもボルトを素早く回したりスパナがあることでアクセス性を考えた形状です。
でもボルトにはめちゃくちゃ固く締まっている状況もありますよね?
そこにスパナだと開いて壊れそうだし、ラチェットメガネ側でもギアが壊れそう・・・ということで結局普通のメガネレンチで地道に作業される方もいらっしゃるかと思います。
そこでこちらのラチェットメガネレンチ!
このモデルの特徴は、
片側がラチェットメガネ
そしてもう片側が固定メガネというデザインです。
もし固く締まったボルトに遭遇したら、まず固定メガネで緩ませ、そしてラチェットメガネ側で素早く回して外すことでレンチを傷めずなおかつとてもスピーディーに作業を進める事ができます!
またボルトを締める際もスパナやラチェットメガネではなく固定メガネでできるので気兼ねなく本締めができるようになります。
ザグリなしできっちりボルト締め!
固定メガネ側のディティールにも注目してみてください。
ボルトにはめる内側ですが、ザグリ加工(面取り)がありません。
これによってボルトとメガネ側の接触面積を増やし、固いボルトを緩める際にしっかりボルトの頭にレンチが掛かり力を伝えられる形状になっています。
他にはない「異なる角度」
もうひとつ、このラチェットメガネレンチならではのデザインがあるのですが、レンチ1本で気づいた方はとんでもない工具通かもしれません。
別のサイズ2本(10mmと14mm)で比べてみましょう。
実はDEENのラチェットメガネレンチ各サイズで固定メガネ側の立ち上がり角度が少しずつ異なります。
一般的なメガネレンチは立ち上がり角度が統一されていますが、サイズによって全長が異なるので小さいサイズのレンチを持つ手を確保できなかったり、逆に大きいサイズのレンチは他の場所に干渉するケースがあるのです。
そこでサイズが変わってもレンチの端が同じクリアランス量になるように角度を調整してあるのです。
どのサイズもクリアランスがしっかり確保され持ちやすいのと各サイズ同じ位置で持つことになるので、操作感も変わらずに使用する事ができます。
まとめ
・「ラチェットメガネ」と「固定メガネ」の組み合わせで作業のスピードアップだけでなくボルトの締め/緩めでしっかり力を掛けられる形状です。
・各サイズのクリアランス量を統一して安定した操作感が得られます。
この記事を書いたスタッフ
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中村 紘平(なかむら こうへい) 所属:通信販売部 経歴:2010年ファクトリーギア入社。長年店舗勤務でしたが今春から通販業務やコンテンツマーケティングにも携わっています。只今東京でライブハウス巡り真っ最中。たまに遠征もします。 好きな工具ブランド:DEEN KNIPEX |