店舗ブログ 2018.10.19
30度の妙技POSTED BY ジャンプマン
こんにちは!通販部の「ジャンプマン」こと中村がお送りします!
前回のブログも合わせてみてね!
通販ブログで前回WERAやPBのL型六角レンチをご紹介いたしました。
名前の通りL型に曲げられた六角棒レンチなわけですが、今回は同じ六角棒レンチでも「L型の様でL型でない」工具をご紹介したいと思います。
アサヒツール ロングダックスキーセット
弊社販売価格:¥6,853(税抜)
オンラインストア→http://ec.f-gear.co.jp/item/4992676038110.html
こちらの六角レンチ、2カ所が曲がっています。なぜこんな形に作られているのでしょうか?
30度ずつ回すためのデザイン
それぞれの両端をよく見てみましょう。
わかりましたか?
まずこちらの画像。
六角棒の対辺で曲げられています。
そしてもう片方は対角で曲げられています。
つまりレンチを持った時に、先端の六角の向きがすこーし変わるのです。
通常の六角レンチだと先端の六角の向きは常に同じです。
これを六角穴ネジに合わせる際、一定の振り幅で回そうとすると60度回す必要があります。
レンチが長くなればなるほど振り幅が大きくなり他の部品に干渉するなどの不都合が出てしまうのです。
そこでダックスキーレンチの両側を使ってみてください。
六角の向きが異なる先端を交互に使って回す事で、ちょうど30度ずつ回せるようになります。
通常の六角レンチの半分の角度なので振り幅もその分狭くなり、レンチを回すのが困難な場所でも少しずつ動かしていくことができます。
もう一つダックスキーレンチの特徴としてショートヘッドタイプと呼ばれる先端が短く曲げられた仕様となっています。
六角穴ネジにアクセスする際に余分な長さが無い分、これもクリアランスがない場所へでもアクセスしやすくなっています。
通常の六角レンチはL型の両端の長さを変えたり片側がボールポイントになっていたりと複数のアクセス条件に対応する形状ですが、ダックスキーレンチは徹底的に上下左右のクリアランスが厳しい場所での使用を可能にするためのデザインということです!
今回ご紹介したモデルはロングタイプなのですが、作業環境に合わせて全長が短めのショートタイプの設定もあります。またいずれも単品サイズで販売されているのでピンポイントで必要な場合でもぜひ使ってみて頂ければと思います。
工具ブログも見てね!
前回、今回とL型六角レンチをご紹介してきましたが、こんな「L型だけどプラスアルファで多機能になった六角レンチ」をご紹介中です。
この記事を書いたスタッフ
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中村 紘平(なかむら こうへい) 所属:通信販売部 経歴:2010年ファクトリーギア入社。長年店舗勤務でしたが今春から通販業務やコンテンツマーケティングにも携わっています。只今東京でライブハウス巡り真っ最中。たまに遠征もします。 好きな工具ブランド:DEEN KNIPEX |