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ファクトリーギア

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BRAND(メーカー) 2016.3.13

レバーの向き?

POSTED BY ジャンプマン

こんにちは!本日はなんば店ジャンプマンこと中村がお送りいたします!

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先週から開催しておりますなんば店限定の『Ko-kenキャンペーン』では
ご来店の皆様にじっくりKo-ken工具をご覧いただき、また
カタログやステッカーもお持ち帰りいただきありがとうございます!
キャンペーンは18日(金曜)まで開催いたしますので、
引き続きよろしくお願いいたします。

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今回はKo-ken工具についてのあるデザインについて。
まずはやっと最近入荷した『Z-EAL 1/2SQラチェットハンドル(4125Z)』をご覧ください。

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そして『KTC 1/2SQラチェットハンドル(BR4E)』。

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見た目が違うのは当然ですが、
もっと踏み込んで「あるパーツの向き」にご注目。

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この切替レバー。
決して在庫品をそのまま撮ったのではなく、締め方向に設定した際のレバーの向きが異なっているということを示したものです。
またこの違いはKTCとだけでなく、Snap-onやスタビレーなど・・・

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店頭にある主要メーカー品どれもKo-kenと逆方向なんです!
さらに言うと、このレバーの向きはZ-EALだけでなく従来のKo-kenラチェットハンドルも同様に逆向きになっています。
つまりメーカーは意図的に他メーカーとは逆向きにしていることが窺えます。

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この特徴的な設計は「レバーの向き」だけのお話ではなく、内部構造のコンセプトにまで及びます。
今回ご紹介している「小判型ヘッド」のラチェットハンドルの内部構造(正・逆回転のギア構造)は簡単に分けると

「回転側のギア→受け側のギア→受け側のギア位置を固定するパーツ(スプリング)→切替レバー」

という順番に組み合わさっていることでレバーの向きに合わせてギアが切り替わります。
※メーカーやモデルによってパーツの形状や有無に違いはあります。

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※写真はSnap-on F80

Ko-kenのスタンダードラチェットと他メーカーで組み付け位置
(特に切替レバーとスプリングの関係)が異なることで結果的にレバーの向きが逆になっています。

またこの構造上スプリングから過剰なテンションが掛からないのことで、
Ko-ken独特の空転トルクの軽さ・切替えしやすさに繋がっています。

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お話はZ-EALに戻ってきますが、メーカー担当さんのお話ではラチェットハンドルの開発にあたってレバーの向きにまで話が及んだ際、これまでKo-kenのラチェットハンドルを使ってこられたユーザーさんの操作感を大事にしたいという思いからレバーの向きが継承されたとのことです。

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他メーカーからKo-kenに買い換えられた際にレバーの方向と回転方向が逆で「あれ?」と
気になったユーザーさんもいらっしゃるかと思いますが、しっかりした設計上の意図や想いが宿っているのです。
もちろん根っからのKo-kenユーザーさんであればスムーズにZ-EALシリーズに移行できるということですね!

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