イチオシ 2016.9.16
日本国内唯一の六角レンチ専門メーカー”エイト”POSTED BY 藤原 尚
こんばんは、フジワラです!
前回のブログでPBの新六角レンチをご紹介しました。
大変嬉しいことに大反響でたくさん買っていただいております!
ありがとうございます!
今日はその六角レンチ繋がりで、ちょっと皆さんに知っていただきたいメーカーをご紹介しようかと思います。
日本で唯一の六角レンチの専門メーカーなのに意外と知られていない国産メーカーのエイトです。
”六”角レンチのメーカーなのにエイトです。
エイトってどんなメーカー?
1965年に大阪市の生野区で創業したメーカーで、日本国内はもちろん、ヨーロッパなど世界中で
愛用されているメーカーです。
冒頭でも申し上げた通り、日本国内で唯一、世界でも2社しかない六角レンチの専門メーカーです。
カタログを見てみるとほんとに六角だけ!一部トルクスもありますが、、
でもトルクスも見かたによっちゃ六角です!!笑
硬さと粘りの絶妙なバランス
エイトの六角レンチの特徴はやはり、”硬さと粘りのバランス。”
六角レンチに限らず、工具は硬ければ硬いほうがいいと思われがちですが、
実は硬すぎると脆く、折れたり割れたりし易くなります。
逆に粘りの要素を強くしすぎてしまうと、しなってしまって上手くトルクの伝達が出来ません。
工具の素材に重要なのが”硬さと粘りのバランス”なのです。
工具とひとくくりに言っても当然工具の種類によって、その特性に合ったバランスが重要で
レンチ類もプライヤー類もなんでも同じバランスで作ってもいい工具は作れません。
エイトは六角レンチの専門メーカーです。
51年の歴史と多大な試行錯誤、そして専門メーカーという強みを活かして
六角レンチに最適な硬さと粘りを持った鋼材の配合を見つけ出したのです。
このこだわりはまさに専門メーカーならではではないでしょうか。
これまでの常識を覆すボールポイント
各社から発売されている六角レンチの長辺側の先端はボールポイントになっていることが多いですね。
ボールポイントは斜めからまわせたり、早回しに便利だったりしますが、
その反面、ネジとの接触面が少なくなってしまいナメやすかったり、くびれている部分が折れやすかったりするので
大きなトルクのかかる本締めには使用できません。
しかし!!エイトの六角レンチのボールポイントはそんな常識を覆します!
テーパーヘッドという名前で各国の特許を取得している高精度な特殊形状で
通常のボールポイントと比べると少しゴツゴツしている感じです。
このテーパーヘッドによってネジとの接触面が広くとれ、非常にナメにくいです。
ねじり強度もボールポイントに比べて10%~20%アップしています。
だから、エイトのテーパーヘッドは本締めできます!
最後に
いかがでしょうか。少しはエイトの工具に興味を持っていただけたでしょうか。
六角レンチといえばPBとか、WERAとかになりがちですが(もちろんPB,WERAも超いい工具です!)
一度、玄人好みなこだわり抜かれたエイトの工具を使ってみて下さい。