1970年にアメリカ車の販売からスタートし、1983年にBMWジャパンとBMW正規代理店契約を締結しました。
東京西部の八王子を中心にBMWの新車拠点5つ、MINI3拠点、BMW Premium Selection 3拠点、ワークショップ5拠点を展開しています。
"BMWの世界"を提供するという強い使命と誇りをもち、日本一のBMWディーラーという夢への道を歩んでいます。
車両販売に更なる付加価値を追求するために、「車載キット」というカテゴリーで良いものを求めていました。その1つの答えを提供してもらいました!
業種 | 自動車ディーラー |
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規模 | 従業員数260名 |
車載の工具セットをより使い良く、便利に出来たらというイメージはかなり以前から持っていました。
車載工具セットはどちらかというと備え付けの備品とされがちですが お客様が手に取って見た時に「お!」と思える様な品質感が欲しかったですね。
また、それを付加価値の高いオプションとして販売出来る様にしたいと考えていました。
ファクトリーギアとの出会いを教えてください
そんなとき、丁度お付き合いのある企画会社様から「車載工具キット」の提案を頂きました。
車載セットに対する構想はあったものの、それをどの様にして形にするか、試行錯誤をしていましたが、なかなか良いものがなく困っていたタイミングでの提案でした。
そして、その企画会社様と協業して工具キットをプロデュースしてくれていたのが 普段は工具の販売店として利用させて貰っていたファクトリーギアでした。
これまでの車載工具は「とりあえず使えれば良い」ものがセットされていることが多く、ユーザーにとって魅力の少ないものでした。
それを改善できそうな内容でしたので、期待が膨らみました。
販売当初は防災キットと、車載工具セット(エマージェンシーキット)x2種類からスタートしました。
車両を販売する際にお客様にお勧めさせて頂くのですが、売れ行きは非常に好調で、現在は中古車用のセットも増え、4種類のセットを販売しています。
防災キットは何かしらの理由で車で孤立してしまった際に、大人1人が3日間しのげる内容になっています。
食料や水、寒さをしのげるシートや防寒具、本体が手回しとソーラー充電でき、なおかつ本体からスマホなどを充電できるラジオ、救急キット、簡単な作業ができる工具(マルチツール)をセットし、万が一の時にこのバッグ1つで対応できるようになっていますので、車を購入されるお客様に必ずお勧めしています。
導入してみて発揮された思わぬ効果とは
防災キットは、保険と同じように万が一の時のことをお客様にご提案しています。
この提案をすることによって、お客様から親身になって考えているというお声もいただき、さらに信頼を築くことにも繋がりました。
車載工具セットのコンセプトとは
エマージェンシーキットは3種類です。
BMW用、MINI用、中古車用とわかれており、それぞれに必要なものをセットしています。
特にBMW用は、ご提案いただいたコンセプトが良く、お客様にも好評をいただいていております。
近年、車は自分自身で触れる場所もほとんど無くなり、車載工具の必要性も薄れてきました。
そこで、ご提案いただいたコンセプトというのが、緊急時に使える車載工具という考えではなく、男の憧れや夢であるスタイリッシュな車(弊社の場合BMW)に、スタイリッシュな工具セットを配備し、男の威厳を保てるようにしようというものでした。
例えばお父さんが息子さんに、「工具を取ってきて」と言った時に、物置の隅のほうにある工具箱ではなく、カッコいい車にカッコよくセットされた工具を取ってくることをイメージしたセットでした。
このコンセプトがお客様に評価をいただいております。
こういった部分が他社との差別化に繋がっています。
今後もお客様にご満足いただけるように、更に高付加価値な車載キット開発を行って行きたいと思います。