HOW TO 2016.6.16
グリップにこだわる方へおススメの工具POSTED BY 足立
【2016年6月殿堂入り記事】
本日ブログを担当させていただく博多店の足立です。
とある日の話ですが、
よく行くカツ丼屋さんの店員の方には突然「学生さんですか?」と言われました。
また、お店のお客様からは「意外と30代半ばじゃないですか」と言われました。
正解は28歳でございます。
まあ、足して2で割るとちょうど良いので年相応の見た目だと自分に言い聞かせておりますよ。
スナップオンのHPを見ているとグリップの新色が登場している事を発見。
早速手配してようやく入荷してきました。今回のグリップはかなり珍しく素敵な色じゃないですか。
限定物ですぐなくなるかもしれませんので、気になる方は早めの購入がおススメかもしれません。
ということで新色登場を記念して、知る人ぞ知るグリップ打ち替え器とその使い方をご紹介しようと思います。
これさえあれば夢のオリジナル工具を作り放題?打ち替え器の使い方
この写真の工具がスナップオンから実はこっそり商品化されているグリップ打ち替え器です。
◆内容
・本体 1個
・ハンドル 2本
・不思議な形をした金属 3枚
一見するとよく分からない組み合わせですが、ラチェット、ドライバーなどなど
ご家庭やお仕事場で何でも抜いたり挿したりできるようになります。
これがあれば・・・
人気の樹脂グリップタイプのクリップ外しやピックツールといったオリジナル工具も作れるんですよ。
それでは早速使い方をご紹介いたします。
①不思議な形をした金属を工具の軸の部分に装着
実はこの不思議な形をした金属は3枚とも異なる形をしております。
これから作業するドライバーやラチェットの軸の径とピッタリか少し大きいサイズのものを選んで、
写真右のようにグリップと軸の境目に装着してください。
②本体にラチェットを固定
先ほどの不思議な形の金属を装着させた工具を写真のように固定します。
工具の手前にボルトがついており、このボルトを締め付けることでよりしっかり固定できます。
③ハンドルを上下して油圧で引き抜く
本体右側に付属のハンドルを差し込み、ハンドルを上下します。
これによって油圧の力で工具を固定している土台がどんどん上昇していきます。
そして、軸につけていた不思議な形の金属によってグリップだけが取り残され抜け落ちます。
この打ち替え器、見た目はちょっと特殊ですが、やっていることは工具の固定と油圧によって押し上げているだけ。
作業は非常にシンプルです。
④差し込むときは上側を利用
打ち替え器の下側を使用するとグリップを抜くことができました。
差し替えるにはグリップを挿入することも必要ですね。
これも基本的には抜くのと作業は同じ。
打ち替え器の上側にラチェットを固定して油圧で挿入するだけ。
これで作業は完了です。
番外:グリップの穴と工具が合わないときは・・・
自分の好きな工具とグリップを組合せようと思ってもグリップと軸の大きさが合わないと差し込むことはできません。
穴が小さければドリルで広げることもできます。
ただ、問題は穴が大きかった場合。ドリルでは穴を小さくすることはできません。
そこでおススメなのが写真右側のようなコンクリートやタイルの補修材。
これを使うと穴のサイズが違ってもしっかり固定してくれます。
最後に・・・
このグリップ打ち替え器。なんと注文さえいただければどんな方でも購入していただくことが可能です。
実は博多店でも過去に3台ほどお客様のところへ旅立っております。
実際購入していただいたお客様は、PBのドライバーブレードにSNAP-ONのグリップを組み合わせたりと、
メーカーの垣根を越えた夢の工具を作っておられます。
自分だけのオリジナル工具を作ってみたい方は是非お問い合わせください。