イチオシ 2016.5.23
切断面のキレイなニッパーありますよ!POSTED BY
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こんにちは、本日はなんば店のニイヤマがブログをお届けします。
お客様からのお問合せで、よく聞かれるのが『切ったあとの切断面がキレイ(ツライチ)なニッパーはありませんか?』というもの。
このお問合せ、実は非常に難しいのです。
何が難しいのかの前に、ニッパーについて簡単にご説明します。
ニッパーは切るものによって刃の形状が違う
ニッパーは切断する用途によって刃の形状を変えています。
プラスチックなど軟らかいものを切断するためのニッパーは刃を鋭角に作っています。
こうすると切断面をキレイにスパッと切断できるのです。
逆に針金など硬い物を切断するニッパーは鈍角にしています。
刃を鋭角にするとスパッと切断出来てキレイになるのですが、刃の先端が丸くなりやすく
硬いものを切断するとすぐに切れなくなってしまいます。酷い時には刃がこぼれてしまい使えなくなることも。
そのために硬い物を切断する方は、刃に耐久性を持たせるために鈍角にしているのですが、どうしても切断面がキレイにとはいかなくなります。
タイラップを切断するとこのように、切れ端が残ってしまいます。
硬い物が切れて、切断面のキレイなニッパーはないの?
ここで冒頭のお話に戻ります。ほとんどのお客様は軟らかい物をキレイに切断できるニッパーとして、プラスチック用など鋭角刃のものをご使用すれば問題はないのですが、難しいのは切断面はキレイにしたいがある程度固い物も切断したいといったもの。
ニッパーを作っている様々な工具メーカーにお会いする度に聞いてきたのですが、どこのメーカーも返答は『難しいんですよ!』とのこと。
そんなときに大阪府東大阪市にあるペンチ・ニッパーの専業メーカーとして有名な『フジ矢』さんの工場見学に行ったときに
見つけてしまいました!!
フジ矢 プロテックニッパ PP60-150
鉄線を1.6Φ、銅線を2.6Φまで切断できる能力がありながら、切断面をキレイ(ツライチ)に切断できるスグレモノ!
その秘密は、フジ矢の最先端研磨技術『マイクロミラーブレード』によるもの。
通常のニッパーと同じ様に刃を鈍角に作成したあと、表面を研磨することにより切断能力を落とさずに切れ味を鋭く出来るという最先端技術。
写真をとると光が反射してしまうほどの鏡面仕上げ。
この仕上げにより、念願の硬い物を切断でき且つ切断面をキレイ(ツライチ)に出来るのです!
これもユーザーの声を基にし製品作りを行っている日本メーカーの努力の賜物ですね。
タイラップを切っても、切れ端が残らずスマートになりますよ。
お試ししたい方はニイヤマの私物のニッパーがありますので、お気軽に声をお掛け下さい。
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