2021.12.14
中身が進化!PBインサイダードライバーで快適なサイズ選びPOSTED BY ジャンプマン
こんにちは!豊橋店のジャンプマンです。
普段はTwitter界隈を徘徊していて、豊橋店のブログで商品をご紹介するのは最初となりますが以後宜しくお願い致します。
さて今回私がご紹介するのが、スイスのドライバーメーカー「PB」の新型インサイダードライバーです。
ファクトリーギア販売価格 税込み4,356円
※価格は変更する場合がございます。
旧モデルから進化と継承した「ホルダー」
もともとPBのインサイダー(ビット内蔵)ドライバーには「6460」シリーズという名作がありました。
今回ご紹介するのは、その後継モデルにあたる「6464」シリーズというラインナップです。
見た目はほぼ同じ両者ですが、まるでインナーマッスルを鍛えたかのような進化が内部に見られます。
それがこのホルダー部分です。以前のモデルはグリップエンドキャップを回すとねじ込み式のホルダーが取り出せて中にビットを収納できる仕組みになっていました。
細身のグリップ(PBのドライバーで言うと+2番グリップ)の内部に8サイズ分のドライバービットが収納できることが非常に便利で人気だったのが従来の「6460」シリーズでしたが、新型の「6464」シリーズはそのままグリップエンドを引っ張ることでホルダーが出てくる仕様に変更されています。
さらに、ホルダーはグリップから引っ張り切るとストッパーによって完全にグリップとホルダーが分離しないようになっています。
「6460」シリーズはグリップエンドキャップに手が触れているうちに緩んできてホルダーが外れてしまう、といった事例を伺ったことがあります。
ホルダーが外れてしまうということは作業を阻害する要因にもなりますし、もし持ち運び中にホルダーが脱落したら紛失のリスクにも繋がります。
メーカーとしてその弱点を克服したのが「6464」シリーズと言えるのではないでしょうか。
ちなみにホルダーはグリップに固定される仕様ですが回転させることは可能ですので、収納しているビットも探しやすくなっています。(ちょうどPBの「8453」シリーズに近い仕様と言えます)
また全長50mmのビットなら、元々収納されている全長25mmのビット二つ分のスペースを使って収納できるので必要なビットをセットしておける自由度の高さも魅力です(これは従来モデルから継承されている良いポイントです)
・他モデルとの違い
個人的には初めて「6464」シリーズを触ったときに、「6460」シリーズに触りなれていたからかホルダーがかなりしっかりグリップ側へ固定されていたことに驚きました。
これは最初にご紹介したようにホルダーが脱落しないための変更であり、より素早くホルダーを取り出せるWERAのインサイダーといったギミックのあるモデルとはまた別のコンセプトなので、どのインサイダードライバーが使いやすいかは好みによるかと思います。
またPBのインサイダードライバーでは伝統的なグリップの多色展開が継承されています。
ぜひ店頭で触り比べてほしいと思います。
ちなみに余談ですが、インサイダードライバーはPBの「マルチクラフト」(あの匂いでおなじみの)がグリップに使われています。(今はあの匂いはしませんが)
でもスタンダードのマルチクラフトドライバーとインサイダードライバーでは表面処理が少し異なるんですよね。マルチクラフトドライバーの方が表面がよりザラっとした質感とでも言いましょうか。
どういう意味が込められているのか、いつかメーカー担当さんに聞いてみたいです。
まとめ
・新型インサイダードライバー「6464」シリーズは、旧モデルの弱点であった内部ホルダーが脱落しないように改良されています。
・旧モデル、他社のインサイダードライバーシリーズと比べホルダーの開閉がかっちりと固い印象です。