イチオシ 2016.4.30
チタン工具を使ってみたいアナタへ!POSTED BY ジャンプマン
こんにちは!本日はなんば店のジャンプマンこと中村がお送りいたします!
まずは先日ファクトリーギア柏店にて開催された『ギアフェスタ』にご参加された皆様、誠にありがとうございました。
私は直接フェスタに参加しませんでしたが、なんばから「勝手にフェスタ実況(実は2回目)」と称してTwitterという形で参加?させていただきました。
(ちゃんと仕事もしてます)
今回参加された方も、都合が合わなかった方も、ファクトリーギアは毎日各店(もちろん柏店も)営業中です!フェスタや各店の春キャンペーンを通じて触れていただいた工具をさらに深く知っていただく場としてFGへご来店いただければ幸いです。
フェスタでKo-kenのあのアイテムは見られましたか?
さて私がフェスタ関連で呟かれたツイートから、弊社社長のツイートをひとつご紹介。
チタンの工具セット328500円!って! pic.twitter.com/YLYp7iH5j8
— 高野倉匡人 takanokura (@m_takanokura) 2016年4月29日
こちらの工具セット、「328,500円」という金額はゼロの打ち間違いではなくフェスタでの実際販売された金額です。定価ベースならもっと高いという事になります。
「ソケットとラチェットハンドルのセットだけでこんなに高価なのか!」と驚かれたかもしれませんが、それだけ高価な要素の一つとして『チタン』が使われている事が挙げられます。
チタンの特性を活かして特殊な環境にも対応!
一般的な工具については鉄やクロモリ、ニッケルといった金属を工具の形や用途に合わせて配合した合金が使われます。このあたりのお話はKTCさんがとても分かりやすいまとめを掲載されていましたので引用させていただきます。↓
「素材のはなし」 | KTCツールオフィシャルサイト http://ktc.jp/catalog/knowledge/material
リンク先の表を見ていただくと各金属素材に特性があるように、チタンも様々な特性を備えています。主には、
①軽さ
②耐食性
③非磁性
が挙げられます。Ko-kenによると通常使用されるクロームモリブデン鋼に対しチタン(合金)の比重が58%ということで何より軽い工具ができるということです。軽ければ操作性と作業効率が上げられますよね。またラチェットハンドル、ソケット、各種アダプターなどをまとめて持ち運ぶとなるとトータルでの重量に大きな差を生み出すことができます。
耐食性はいわゆる「サビ」に対する強さ=サビにくさがあります。水や海水、薬品関係が付着しても劣化しないので化学工場やマリン関係での作業にも適しています。
非磁性は「磁気の影響を受けない」ということですので、磁気を帯びている環境で問題なく使える、また磁気の影響を与えたくない部品(電子機器など)への使用も安心です。
PBでチタン工具初め!
チタン最高やん!皆使えばええやん!といきたいところですが、チタンを使った製品の製造コストが高価なのが難点とも言えます。最初に紹介したチタンの工具セットが高価なのもこのような面があるからだと考えられます。
でもちょっとでも使ってみたい(私達スタッフもチタン工具を売ってみたい)・・・という思いから、なんば店ではこちらの工具を在庫しております!
一見するとFG的には定番のスイスグリップドライバーですが、この眩しく目立つブレードが「チタンドライバー」の証!!
チタン製ブレードによって先程ご紹介したチタン素材の特性を持ち、何より「軽さ」で驚かれる方が非常に多いアイテムです。
プラス2番で比べるとスタンダード(8190-2-100)が72グラムに対し、チタンドライバー(8190-2-100Ti)は62グラム。数字で見ると僅かでも体感的には凄く大きく感じられます。
※画像はイメージです。
この軽さが高所で作業される方にも非常に人気です。耐食性や非磁性は体感しづらいですが軽さは手に取っていただければ一発で分かりますよ!