2020.2.5
ノーターンバック?!トルクレンチのスプリングPOSTED BY ヨ~ヘイ
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・トルクレンチって色々あるけど、どれが良いのか分からない方
・今使っているトルクレンチの精度が不安な方
・トルクレンチが狂っていて買い替えようと思っている方
・しっかりとしたトルクレンチが欲しい方
などなど、そんな方たちに向けて参考にしていただきたいトルクレンチをご案内します。
さて、トルクレンチと言えばネジを所定のトルクで締め付け管理できるツールで、価格はピンからキリまでマチマチです。
数千円の安価なトルクレンチから、なかには数十万もするようなトルクレンチまでありますね。
国やブランド、機能などで大きく差があるのももちろんですが、
締め付け作業時の代表格”プリセット型シグナル式トルクレンチ”ではトルクレンチのとある内部パーツも価格に大きく影響しています。
ダイヤルや本体をカリカリと回して設定トルク数値を変えていきますが、多くのトルクレンチはこの時内部のコイルスプリングを伸縮させており、
スプリングの反発強弱によってトルク値が変化するしくみになっています。
つまり、このコイルスプリングがトルクレンチの心臓部分であり、トルクレンチの測定精度に直結しているんですね。
コイルスプリングのへたりやクセによる精度低下を最小限に抑える為、トルクレンチの管理方法で、トルクレンチ使用後・保管時は測定範囲の最低値にセットしましょうとよく言われています。
『いちいちトルク値を最低値戻すのは面倒くさい!』、『設定値を戻し忘れてしまった!』等々、思った方・経験された方いらっしゃると思います。
上記のようなネックを解消するには、コイルスプリングではなく板バネ式という独自の珍しい造りであるスタビレーのトルクレンチ、
もしくはデジタル式・直読式などのタイプのトルクレンチにするのが主な選択肢になりますが、
プリセット型シグナル式トルクレンチでもドイツのHAZET社より革命的ともいえるトルクレンチが出ています。
高品質なコイルスプリングを採用することで5000・6000シリーズのトルクレンチは最小スケール値に戻す必要がないことを実証しているようです。
そして、実はHAZETとコラボしたDEENのトルクレンチでも、同シリーズの高品質コイルスプリングを搭載しております。
ヘッドはDEENの72枚ギアラチェットヘッドを採用し、別売のスパナヘッドやメガネヘッドが使えるよう差替え式にもなっています。
YOUTUBEでも紹介していますので是非ご覧ください。