店舗ブログ 2019.10.25
輝く「日本製」の美しさ【通販工具ブログ】POSTED BY ジャンプマン
こんにちは!通販部の「ジャンプマン」こと中村がお送りします!
今回ご紹介するのは「日本製ペンチ」です。
同じ能力の工具も誕生に至るストーリーを知ればもっと愛着が湧いていきますよ!
ビクタープラス 偏芯ペンチ 200mm
オンラインストア販売価格¥5,360(税抜)
※価格は予告なしに変更する場合がございます。
オンラインストアはこちら
仕様 | ・切断能力(mm)鉄線:Φ3.6 ・切断能力(mm)銅線:Φ4.6 ・切断能力(mm)ピアノ線:Φ1.6 ・全長(mm):200 ・落下防止用ひも取付穴:有 ・切断能力(mm)VA線(VVF):Φ2.0×3芯 |
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目次
①日本製をなぜ選びたくなるか
②ビクターのこだわり
③プライヤーを選ぶポイント「偏芯機能」
日本製をなぜ選びたくなるか
ここではまず、工具のご紹介前に今回フィーチャーしたかった「工具の生まれ」についてご紹介します。
作業に使う各工具はそれぞれに「生産国」がありますが、コスト面や色々な事情でメーカーの生まれた国とは違っていたり、同じ自国生産を続けていたりと一つ一つの工具にストーリーがあります。
その中で日本製の工具はどの様な評価を受けているのかですが、フィニッシュ(仕上げ)の素晴らしさがその一つとして挙げられるのではないかと思います。
工具を選ぶ基準で日本製の工具を「美しいから」と選ぶユーザーは実は多くて、今回のようなプライヤー類は既に海外に名だたるメーカーが存在し、ラインナップの多さや能力の多様さといった点で上回るというのは非常に困難ですが、細部の作り込みやユーザーに対しての気遣い、満足感を与える存在としては日本製のプライヤーも遜色無いものだと思います。
ビクターのこだわり
この「美しさ」を工具で表現するというのは(言語化するのも)少し難しいのですが、見栄えが良いというお話ではなく製造過程で工具の能力を高める努力が機能美として工具に備わりユーザーに訴えかけるものになります。そしてそれを達成するには今なお機械で作るだけでなく人間の技術力も伴って生まれているのです。
そこでご紹介する大阪のビクター社が生み出した日本製工具、「ビクタープラス」シリーズは皆さんにどう映るでしょうか。
実際にじっくり見ていただきたいのはペンチの刃部分と先端の表面加工です。
刃部分は刃付け時の研ぎ方と左右の刃の合わせる精度で切れ味が大きく変わります。安物のペンチはここに手間を掛けないことがあり、結果的にうまく切断できない、刃がすぐに傷むという結果に繋がります。
「ビクタープラス」シリーズはメーカーに15年以上在籍する職人の経験を元に微調整を施し最適な切れ味を生み出しています。
表面加工は画像からでも分かるように「ビクタープラス」シリーズは鏡面仕上げになっています。
これはメーカーが美しさを備えた工具を所有する喜びを感じてほしいというテーマでプライヤー本体を綿密に研磨し滑らかな表面にメッキを施しています。この磨き処理も繰り返し行わなければできないもので、コストを掛けていない工具ではここまでの美しさにはなりません。
またこの工具はメーカーの最新技術の焼入れ処理で刃の耐久性も高められ、プロユースとしても十分な能力となっています。
プライヤーを選ぶポイント「偏芯機能」
もう一つペンチのクオリティを上げている能力的な部分で、近年プライヤー類に取り入れられてもいるのが「偏芯機能」です。
※「ZM80-200」モデルの機能です。
左右の本体をつなぐジョイント部分と刃の距離が従来のペンチに比べ近くなることでテコの原理を有効活用し、これまでより楽に切断、同サイズの従来品より切断能力を上げる事に繋がっています。
まとめ
・工具が作られている場所によって様々な評価があるが、日本製のものは工具に備わる「美しさ」が評価されています。
・「ビクタープラス」シリーズは刃のこだわり、表面加工のこだわりを最新技術と職人の経験で実現。
・「偏芯機能」によって切断能力を上げています。
この記事を書いたスタッフ
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中村 紘平(なかむら こうへい) 所属:通信販売部 経歴:2010年ファクトリーギア入社。長年店舗勤務でしたが昨春から通販業務やコンテンツマーケティングにも携わっています。只今東京でライブハウス巡り真っ最中。たまに遠征もします。 好きな工具ブランド:DEEN KNIPEX |