バイヤー 2016.3.10
ドイツ工具「Wiha」始めました!POSTED BY Kaz
Wihaとは?
皆さま、「Wiha」という工具ブランドをご存じでしょうか?
創業は1939年、ドイツ生まれの老舗工具メーカー(ブランド)です。
プライヤーとドライバーの製造を得意としており
KNIPEXとは製造分野的にもライバルとなる、ハイクオリティな工具を製造するメーカーの一つです。
世界中の様々な国に拠点を持ち、多くの国で流通している実績もあります。
Wihaの哲学
初めてWihaのツール群を手に取ってみた時
実際に使われる事をよく考えて作られているなぁ、としみじみ感じました。
例えばHexレンチ。
型番:WH-SB369H9S
良い工具を作るメーカー、ブランドがひしめき合う今の世の中
クロームとバナジウム+αで強靭なレンチを作る事は最早定石となってきていますが
WihaのHEXレンチ “ボールポイントHEXレンチセット エルゴスターホルダー” は
製造クオリティのハイスタンダードなベースを保ちつつ「ホルダー」に見事な仕掛けを用意してきました。
こちらです。
Awesome!!!
この発想は無かったです!
最初見た時はちょっと笑いました。
これ、よく考えたらとても便利ですよね。
だって、取り出したいサイズだけを簡単に取り出せますからね。
お次がこちらです。
Torxレンチのセットなのですが…
型番:WH-SB366H8
長い!!
店頭にはよく、「もうちょっと長いTorxレンチのセットはないか」という問い合わせが入っていましたので
きっとそんな要望にフィットすると思います。
余談ですが、そんなお問い合わせをいただいたので
T40のトルクスねじがどの程度の力で締まっているものなのか調べてみたところ…
標準で約10Nm。
しかし、独特な形状もあいまって
締め過ぎている事がほとんど、と言われているこのトルクスねじ。
実際にはもっと締まっていたりするのだろう、という事を考慮に入れると。
例えば15Nm前後で締まっているとすると
外そうとすると瞬間的にその約2倍(30Nm)付近のトルクが必要と言われていますので
確かに従来の長さだとキツいと感じられる方が多いのも頷けます。
ただし、締める際のオーバートルクにはくれぐれもご注意下さいね!
これ、おススメです。
そしてWihaの担当者様も激推しの一本。
Bicutニッパー です。
型番:WH-Z18002
どうみても電源ボタンなポッチをOnにすると…
支点の構造が変わって、なんと切断能力が2倍までアップします!
????
そんなに高い切断能力が引き出せるのに
どうして常時ONの状態にしないのか??
(左 ON時 右 OFF時)
実はOnの状態では、刃の開きが切断能力の代わりに落ちます。
ですので余程硬いもの(ピアノ線など)でない限りは、OFFで使う事もしっかりメリットがございます。
単純にギミックも面白いなぁと思うのですが
この気の利いた設計に、Wihaの哲学をまた垣間見た気がします。
ファクトリーギア各店、直輸入にてWiha取り扱い開始です
という訳で、他いくつかの特徴的な製品たちと共に
ファクトリーギア各店でWihaの取り扱いが始まりました。
ファクトリーギアはなんとWiha直輸入販売!
まずはラインアップの確認に店頭へお急ぎください。
通販ページも早速用意されておりますので
こちらからチェックして頂くのも吉です。