店舗ブログ 2016.3.8
カタログは私達の先生!?POSTED BY ジャンプマン
こんにちは!今回はなんば店ジャンプマンこと中村がお送りいたします!
先週私はお店の近くにあった「なんばロケッツ」というライブハウスの閉店イベントに参加してきました。
老舗のハコだったので難波界隈では良く知られた場所だったのですが、
(これまでも有名どころのバンドも結構出演されていました)
近所の人が集うスポットがなくなるのは少し寂しいですね。
さてそんな先週からなんば店では(少々苦しい繋ぎ方ですが・・・)、
『Ko-kenキャンペーン』を当店限定で絶賛開催中です!
Ko-kenの工具をもっと知っていただくきっかけになれば、ということで
なんば店にてお買い物されたお客様でご希望の方に
「Ko-kenカタログ」をプレゼント中(スタッフへ「ブログ見ました」とお伝えください」)ですが、
もしKo-kenには手を出していなくても工具を全般に使うという方であれば
ぜひ目を通していただきたいのです!
通常カタログを見る際はそのメーカーの商品を探すことがメインになります。
そんなメインページと同じく重要なのが巻末の資料!!
お問い合わせの内容によってはこのデータが不可欠なんです。
例えばこちらの資料。
「ネジ径に対する頭部呼びサイズ云々~」と書かれていますが、要するに
『ネジ径がこの大きさなら頭の六角部分の二面幅はこれくらいでっせ~』表です。
店頭ではよくタップ・ダイスのお問い合わせを頂いたり、
「ネジ径は把握しているけどそれを回すのにどのサイズのレンチを用意すればいいのか」
というご質問をいただきます。
そんな時にこの表を見れば一目瞭然!
よほど特殊なネジでなければ基本的にこの表通りのサイズでネジが存在しますので、
これに沿ってレンチのサイズを選んでいただければいいのです。
例えば自動車関連に使われるネジは小形と呼ばれる部類のネジが多く、
M8なら12mm、M10なら14mmの二面幅になっていることが分かります。
補足ですが、「M8」や「M10」という表記はねじ山部分の直径を指しています。
(これにピッチを測ると必要なタップダイスが指定できます)
前述したようにネジ径と六角の二面幅は関連しているものなので
ボルトの頭の二面幅が分からなくても他のサイズを元に必要なレンチサイズを探していくことができます。
先程の対応表と同じく重要な資料が「特殊ネジの寸法表」です!
「トルクス」や「三重四角」と呼ばれる規格のネジは、その特徴的な頭の形状から
何のネジかは分かっても「どのサイズなのか」が分からずお問い合わせをいただくことがございます。
そこで重要になってくるのがこちらの寸法表ですが、
これは分かりづらい特殊ネジの特定の場所を測定して各種ごとに表記してあります。例えばトルクス規格であればネジ側もしくは工具側の突起部から突起部を実際に測っていただければ
それを元に必要なトルクスソケット等を探していくことができます。
工具と長く関わっていくことを考えると、いちメーカーの商品カタログと捉えるのではなく
『工具全般に使える資料集』としてもぜひ活用していただきたいです!