ファクトリーギアがなぜこの計画をはじめたのか?!
その理由を代表高野倉がお伝え致します。
………………………………………………
Facebookで投稿されていた1枚の写真が頭から離れなかった。
我慢できずにその写真を投稿していた友達に連絡した。
「あの古いブルーバードの持ち主って繋がりあるの?何か気になるんだよねえ。譲って貰えるかなあ」
そうして、私はそのクルマを見に宇都宮に行った。
納屋に納められたクルマの中を覗けば完全に時間が遡った。

当時、クルマに残されたちょっとしたモノが子供の頃の記憶を甦らせる。


我が肉体の衰えを感じる日々。
ほぼ同世代のクルマが愛しくなった。
そうは言ってもこの古い車を時間をかけてレストアする作業をサポートしてくれるメカニックはそう簡単には見つからない。
しかし、工具屋を20年以上続けていると色んなお客さんとの繋がりがある。
15年以上前からのお客さんであるガレージボンバーの古賀さんが、このサポートに手をあげてくれた。
さらにこの貴重なレストア作業を私も含めたファクトリーギアスタッフに手伝わせて欲しいという面倒くさいお願いまで快く引き受けてくれたのである。
あったかい仲間のお陰で環境は整った。長い長いレストア大作戦がスタートした。