BRAND(メーカー) 2017.9.9
【ヨーロッパ工具キャンペーン総集編】コンフォート・・・じゃない!!POSTED BY ジャンプマン
こんにちは!20年位前の今頃は終わらない夏休みの課題に苦しんでいたジャンプマンこと中村がお送りいたします!
ヨーロッパ工具キャンペーン総集編でっせ!
6月末からなんば店限定で始まりました「ヨーロッパ工具キャンペーン」ロード、おかげさまで各ブランド毎にたくさんのお客様に見ていただきありがとうございました!
でも予定が合わず目当ての工具を見れなかった・・・というお客様もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで!FGで決算バーゲンを開催しているタイミングでまた多くのお客様がご来店頂いているタイミングに改めてオススメアイテムやレアな工具、だれが使うねん・・・と考えたくなる特殊な逸品も含めてご覧いただくべく『総集編』と題してこの9月は店頭販売します!
総集編ということで・・・これまで週替わりで登場したKNIPEX・HAZET・スタビレー・BAHCO・PBを一度に集めました!
今月のブログもこのヨーロッパ工具からできる限りお伝えして参ります!
小さいボディにも工夫有り
ということで今回ご紹介するのが『KNIPEX ニッパー(7011-110)』。随分簡素な名前ですが英語表記だと「Diagonal Cutters」つまり「斜ニッパー」シリーズということが分かります。
今回ヨーロッパ工具キャンペーンでKNIPEXのアイテムをご用意する際に、産業機器・精密機器のエンジニアさんから小型のニッパーのお問い合わせをよくいただいていた事を受け、ご紹介しているニッパーも全長が110mmとラインナップの中でも短い部類に入ります。
同じ斜ニッパーで110mm全長のモデルは「7001-110」というもっとスタンダードなニッパーが存在しますが、7011-110にはグリップ部分に『オープンスプリング』が搭載されている点で異なります。
スプリングの効果で連続した切断作業をスピーディーに行えるので手の負担を軽くしたり作業効率を上げるのに一役買いますよ!
・・・それよりも気になる事がある!
そうなんです!一見シンプルなこのニッパーも奇妙な世界が待ち受けていました。
それがこのグリップ部分。
KNIPEXらしいこの真っ赤なグリップ、カタログには「Plastic Coated」となっており、これはいわゆる(ディップグリップ)と呼ばれるプラスチック一層のグリップを指しています。
先程比較で紹介した7001シリーズのグリップがこのような、ちょっと細身のグリップ。
それに対し7011-110のグリップは・・・
ちょっと太ない?
これじゃあまるで・・・
コンフォートグリップのようです・・・
しかしコンフォートグリップなら青と赤のグリップカラーですし異なる素材を用いて握りやすさや動かしやすさを追求したものになりますが、これはあくまで一種類のグリップ素材。あとコンフォートグリップより気持ち細い。
しかも7011-110にはグリップの表面に滑り止め加工まで付いています。
カタログを見ると「7011」というシリーズは、前述したオープンスプリング搭載ということもありこのモデルのみに振られているのでちょっとした別格扱いなのですが、グリップのデザインについては詳細が記載されていない!
実際に握ってみた感じでもグリップの太さと滑り止めの効果もあって安定して握れるので素晴らしいニッパーですが、それならば他にも採用されたっていいのに・・・
他のモデルでもこのようなデザインのニッパーがないのでますます気になります。
KNIPEXのブランドヒストリーも合わせてどうぞ!
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