HOW TO 2011.5.9
2011年5月9日 ねじ山修正の最強ツールPOSTED BY 東
ねじ山が潰れてしまいどうしよう?
と困った経験ってありますよね!?
現在色々なメーカーさんからねじ山修正工具は
ラインナップされていますがそんな中でも、
最もオススメしたいのがこのリコイルです!!
リコイル、そのままですとコイル再生でしょうか!?
このキットはねじ山を切って作り直すだけでなく、
そこにコイル状のインサートと呼ばれる部品を埋め込んで
、さらに強力なねじ山を作り出すのです!!
つまり、そのコイル状のインサートこそねじ山なのです!!
本日は、リコイルキットの使用方法を簡単にご説明いたします!!
インサート自体は元のネジ穴より大きいため
まずは潰れてしまったネジ穴をドリルで広げます。
次はキットに付属されているタップでねじ山を作っていきます。本日使用したリコイルはM10用ですが、キットに付属されているタップは、通常のM10タップより径が大きく作られています。ですから、一般的なM10タップではインサートを入れることが出来ないのでご注意を!!
次にインサート挿入工具にインサートをセットします。インサート自体の出口側に出てる爪を挿入工具先端の溝に挟め工具を回しながら、先ほどの下穴に締め込んでいきます。
完全にインサートがはまったら、工具を抜き取ります。
最後にインサートの爪を折ります。先ほどの挿入工具を写真のようにセットし工具のハンドル部分をハンマーなどで叩けば、爪が折れて取り外せます。コレで作業完了です。
リコイルキットはミリ・インチ問わず様々なサイズがラインナップされていますよ!!(プラグネジ修正用もあります)
もちろん、インサートのみやリコイル用タップのみでも注文できます!!
ねじ山修正で困ったときは是非この上質工具、リコイルキットをお試し下さい!!
~本日のSST~
DEEN 3/8sqタップホルダー M5~M12用 DNBA3-TAP0512
販売価格¥1,800
本日ご紹介したリコイル用のタップや通常のタップをスクエア工具で回せる
夢のような工具です!!コレさえあれば奥まった箇所のねじ山修正をしたいとき
エクステンションなどをつけて延長したり、ラチェットハンドルを使用したりと
様々な使い方が出来るはず!!一緒にお一ついかが!?